八神の独り言 蕎麦にハマる。
最近、蕎麦ばかり食べている。
蕎麦にハマってます。
と言っても、自分で打ったりするわけではなくて、各地の蕎麦をお取り寄せしてみたり、蕎麦屋を回ったりする程度なのですが。
きっかけは、山形から送られてきた蕎麦を、これまたいただき物のめんつゆで食べたこと。
もともと無類の麵好きで、洋の東西を問わずおよそ「麺ぽい」ものならなんでも大好きなんですが、今更ながらに気が付いたのは、
値が張る物は、やっぱりおいしい
という事実。
今までは、スーパーで3つで100円そこそこの蕎麦に、これまたスーパーで手に入る、めんつゆに刻みネギとワサビを薬味のしてかなり「おいしい」と思って食べていて、そこに何の不満もなかったのですが・・・。
1本3,800円のめんつゆ
いただき物なので自分で買ったわけではありません。
750mlの瓶入りなのですが、和紙で丁寧に包まれており、「つゆ」と達筆な二文字が書かれているだけの極めてシンプルな見た目。
何の気なしに、せっかくなのでそれで蕎麦を食べてみたら、あまりの違いに驚いてしまった。
とにかく、旨味がすごい!!
定められた希釈倍率で薄めて使用すると、「これほんとに味するのか?」くらいの見た目になってしまうのですが、味のインパクトが半端ない。
程よい塩味と圧倒的な旨味。余韻に広がる甘味。
めんつゆ一つで、こんなに蕎麦が変わるものだということを、初めて知ってしまった。
あっという間にそのめんつゆは使い切ってしまい、新たに自分で購入したものの、到着までに2週間かかると言う。
やはり、人気で品薄なのだ。
で、今日は久しぶりに同じ山形の蕎麦を、冷蔵庫に眠っていたいわゆる「普通のめんつゆ」で食べてみたら・・・
「あれ? やっぱりおいしい!」
実際、10倍くらい値段に差があるので「おいしく感じないかも」と思いながら食べてみたら、やっぱりおいしかった。
ん??
じゃあ、あの時感じたインパクトは何だったんだ??
うーん・・・。
これは、不幸なのか幸せなのか・・・?
1食40円くらいでもおいしいし、1食400円でもおいしい。
味音痴??
どうやら私は味覚まで「いやんべでほでなす」らしい。
今、こうして思い返して記事を書きながら、結局は幸せ者なのだな、とつくづく思う。
「生きてるだけで丸儲け」なのだから、当たり前と言えば当たり前なんですが、蕎麦でそのことを再認識することになりました。
「食べたらどっちもおいしい」
私の場合、これでいい。
今度届いためんつゆは、年越しまで取っておこうと思います。
せっかくなので、「みんなに振舞う用」にさせていただいて。
そういえば、明日は最高気温が17℃ということらしい。
今日は28℃だったのに。
温かい蕎麦もいい季節になってきました。
今度は高い七味を試してみようかな。
おしまい。