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GOT TO GO MY WAY

「リアル」に「リアル」で泣かされたから。

9月4日 18:46
スマホの通知が鳴った。
今日の投稿分の記事を書き終え、添削する前に一服しようとコーヒーを淹れて戻って来たタイミングだった。

「あなたの記事が紹介されました」

「わぁい、ありがたい、どれどれ・・・」
記事を開いてぶっ飛んだ。

「え・・・藤原華さん・・・?」

ご存じない方のためにあえて簡潔に書きますが、藤原さんは現役の編集者。そして、私が連載を勝ち取るための考え方、ノウハウ、気付きを与えてくれた恩師(もちろん、私が勝手に言っているだけ)でもある。

「藤原さんが! 私の記事を! 紹介して下さった!!」
もうね、ちょっとした事件ですよ。

すぐに検索してたどり着いた記事がこちら。

いつものことだけど、最初の一文で「おぉ?」と思わせられる。
数行読みだすと、もう、あとは止まらない。

右の方のスクロールバーの小ささにチラッと目をやって、

「来た! 長文だ!」

とほくそ笑む。

短くまとまった「つぶやき」もとても勉強になるのだけれど、「長文」はとんでもない。

140字でも1~2個は学びや気付きがあるのに、それが10,000文字になったら、100個近い学びや気付きが得られるチャンスなわけです。

「文章を書く人間」にとってはもちろんなのだけれど、ただの「人間」として読んでもプラスになる要素がたっぷりと詰め込まれてる。

記事の内容は、ほんとに皆さんに読んでいただきたいから、詳しくは触れません。

簡潔にまとめるならば、

藤原さん主催のコンテストにおける『裏話』から、応募された記事(抜粋)を丁寧なコメント付きでご紹介下さった記事

です!

まとまってませんが。


そういうわけで、それでなくても舞い上がった状態で読み始めて、コンテストの裏にあった、

「生々しいリアル」

に、まずは寒気が走った。

ものすごく熱い話を、-40℃の冷凍庫内で聞いたような、そんな感じ。
首の後ろがチリチリして、血の気が引いていながら、髪の生え際に汗が滲むような、そんな感覚。


そこから、23名分の記事紹介がはじまるんですが、もうその時点で涙腺緩み始めてるんですよ。そして、3名目の記事紹介を読んだ時点で、泣きました。

目が霞んじゃって、字が読めないの。
鼻水出て来るし。

こういってはなんですが、私、「火垂るの墓」でも「マリリンに逢いたい」でも「セカチュー」でも泣かない人です。

「泣かせる気で来てる」内容でも、まず泣きません。

その私が、リアルなノンフィクションで泣いた

おそらく、泣かせる気なんて微塵もない文章で、「泣かされた」んです。

「フィクションを売りにしてる人間が、リアルに負けた。」
そう言う人もいるかも知れない。

そう思うのが、普通なのかも知れない。
あるべき姿なのかも知れない。

でも、私は違った。

「よし、泣こう!」

と決めて、大泣きした。

恥ずかしいから、コメント欄には「3回洟かんだ」って書きましたけど、実際は箱ティッシュ半分使うくらい、泣いた。
飼い犬が心配してまとわりついてくるくらい、泣いた。


なぜ、私は泣くのか。

「なぜ、私は書くのか」に掛けましたけど、これも同じように、すぐに

これだっ!

って言う理由は、見つからないんですよね。

強いて言うなら、

「覚悟を決めた人間の真剣勝負に感動した」

っていうところかなぁ、と思います。

23件の記事の中には、私が既に読んでいたものもあって、共感もしたし、ここは違うかも、と感じたこともあるし、なるほどな、と思ったこともありました。

「同じ記事を読んで、藤原さんはどういう感想を持つのかな」

これはすごく興味がある。


23件の記事全てに、藤原さんのコメントが添えられてるんですけど、そのどれもが、

「ものすごーーーーく、気を遣って書いている文章」

なんです。

コンテストの主催者ですよ?
そして審査員長です。

普通、応募者でしかもほとんど落選の方々の記事に対して、気を遣いますか?

それでいて、

「気を遣ったことを相手に気取らせないようにも配慮されている」

文章なんです。

意識してそうされたのか、無意識なのか、もしくは私の壮大な勘違いの可能性すらありますが、少なくても私はそう受け取りました。


そもそも、藤原さんに「記事紹介」の義理も「コメントを述べる」義理もないっちゃあないんですよ。

これを読んでいる皆さんなら、
「他人の記事を読んで紹介してコメントもした記事を作る」
ことの大変さは、お分かりになると思います。

お1人分でも、それなりに時間かかりますよね?
それを23名分、しかも、「前文付き」ですよ。

普通に考えたら、誰もそんな労力使いたいわけ、ないじゃないですか。
どこからか給料が出るわけでもなく、誰かに認められるわけでもない。
せいぜいが、参加者からの感謝だけ。


私なら、絶対にしない。
正確には、「できない」。


でも、藤原さんは、した。
ジャスミンさんも。

それも、中間選考結果の発表から数日で。
専業で取り組んだわけでもないでしょうに。

そこに、私は「いろんな覚悟」を見たんです。
だから、泣いた。

だから、「泣いていい」と自分にゴーサインを出した。


恐らく、私が見た覚悟の数十倍、覚悟をお持ちなんだと思います。
まさしく、「真剣勝負で、命のやり取り」がそこにあるんでしょう。

私とは、雲泥の差。
覚悟を持ったつもりで臨んだコンテストだったけど、全然足らなかった。



GOT TO GO MY WAY

だからこそ、私は私の道を行かねばならない。

「模倣」では、絶対に超えられない。

私の道で、藤原さんを超えてやる。

恩師には恩師越えで報いるのが何よりの感謝だと聞くし!






あー、もう日付変わるじゃん。
この記事を書きながら、藤原さんの今日の記事を何度も行き来して読み返してみて、結局のところ人間力の差だと強く思った。

私、他人に対してこんなに優しくなれないし、親身になれないし、コンテストの審査員が帰って家族とどうこう、なんて、これっぽっちも考えたことなかった。

なんなら、「え? だってそれが仕事でしょ?」くらいのスタンスだった。

「文章」も「言葉」と同じで、人と人との心の絆を結ぶためのツールなんだよね。

ってことは、やっぱり最後は人間力がモノを言うんだなー。
そういえば、「一流はすべからく人格者である」なんて、誰かが言ってた。

人間力って、どうやって鍛えるんだろ??
まずは、そこからかー。私の場合。

あーあ。
コーヒー、すっかり冷めちゃったよ。


よし、今日はもう寝て、明日考えよう!
みなさんも、今日はお疲れさまでした!
ここまでお付き合い下さった方、どうもありがとうございます!

いろんな思いがあることでしょうけど、今はおやすみなさい。
私も寝ますw


最っ高に良い夢を見られますように✨







言ったそばから、これだからwww

ダメだこりゃ!

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