宇宙一エモいバックドロップ#毎週ショートショートnote(全部で520字)

最初に言葉の意味を確認します。
「エモい」この言葉は「エロい」で無くて
「何とも言えない感傷」と言う説明がありました。
私達の言葉で言えば「う〜んマンダム」です。

「バックドロップ」ですがこの意味は背景や情景。
もう一つは、プロレス技の一つと説明がありました。

これを踏まえて、小説を書いていきます。(150字)

海辺を緩やかに橙色に染め上げる太陽。

都会の喧騒を感じさせない静かな夕暮れ。
一日の終わりを名残り惜しむかの様に
ゆっくりと海に沈んで行く。
この情景を昔の人達も見ていたんだろうなぁ。
時が過ぎて街並みは変わっても、
この海は昔から変わる事は無い。
そしてこの後景を、未来の人達も見るんだろうなぁ。

昔の人は何を思ったのかな？
未来の人は何を想うのかな？
過去・現在・未来
時が過ぎても、人の気持ちはそれほど変わらないかも知れない。

きっと、僕みたいに「エモい」と思っているはずだ。

太陽と地球が作り出す、
エモいバックドロップ。
きっと未来の人達も、過去の人達も
「宇宙一エモいバックドロップ」
と、感じているはずだ！
だって僕がその様に思っているから。
「お爺ちゃんは、どう思う、
この情景を見て」

「う〜んマンダム」
お爺ちゃんの時代には
「エモい」と言う言葉が
無かったみたいだ。