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編集を担当した『台湾デザイナーズファイル』が、MdNから9月に出版されました

なななななんと、うっかりnoteでご報告ができておりませんでした!

ここ2年間くらいずっと取り組んできたムック本が、ようやく! 日本で! 出版に至りました〜〜〜。

インプレスグループでデザイン領域の出版やコンテンツを手掛けるMdNさんが、20年以上毎年刊行されていらっしゃるデザイン年鑑『MdNデザイナーズファイル』が、初めての海外版として、台湾のデザイナー101名のお仕事やプロフィールをまとめた『台湾デザイナーズファイル』を9月に出版されました。
私は台湾側での編集や取材などを担当させていただきました。

ここ数年、台湾のデザインって本当に元気で、日本から台湾に旅行や出張にいらっしゃった方から「台湾のデザインすごいね!」と言っていただくことが多くなっていたので、今回こうした最高の形で日本向けに本にまとめてお届けできることをとても嬉しく思っています。

台湾のデザインに関心がある方はもちろん、日本から台湾にデザインを発注してみたいな、だけどちょっとハードルが高いな、という方にも本当におすすめです。

今回101名のデザイナーさんやデザイン会社すべて一人でやり取りしたので、締め切りを守っていただけるかといったリアルな感想、実際にやり取りした時の感想も、オフレコ限定ですがお伝えできると思います…。

これまでに類書のない一冊ですが、それだけに特別な、とても面白い内容になっていると思います。
ぜひご注目いただけたらうれしいです!

さまざまな文化と時代の影響を受けながら発展し続ける台湾のデザインシーン。型にとわれない自由で洗練されたデザインは、世界各国から注目を集めています。
「台湾デザイナーズファイル」は、第一線で活躍する台湾のトップクリエイター101人(組)の仕事とプロフィールを掲載したデザイン年鑑。
主に「広告」「ロゴ、シンボル&書体」「装丁」「エディトリアル」「パッケージ」「プロダクト」「Web」「UI」「イラストレーション」のジャンルで活躍するクリエイターに依頼しました。
台湾デザイン界の重鎮から超新星まで幅広く紹介しているのが特徴です。

巻末インタビューは、台湾政府直轄のデザイン組織「台湾デザイン研究院」院長で、世界デザイン機構(WDO)の理事も務める張基義氏が登場。
社会的イノベーションを実現するためのファクターとしてデザインに重きを置いている台湾で、デザインのあり方や国内での取り組みについて話を伺いました。

カバーデザインは、台湾を代表するアートディレクター王志弘氏が担当。「台湾デザインのいま」を紹介するアンソロジー型の書籍をコンセプトから丁寧にデザインいただきました。

世界を魅了するデザインが収録された「台湾デザイナーズファイル」。現場で働くデザイナーやクリエイティブ業界に携わる方。台湾カルチャーやデザインに興味がある方など多くの方に手にしてほしい必携の一冊です。

『台湾デザイナーズファイル』(MdN書籍編集部)
発売日:2023-09-08
仕様 :B5変形判/216P
ISBN:978-4-295-20350-6

出典:MdNオフィシャルサイト商品ページ

台湾人デザイナーに向けて外注してみたいな、でもどんな人がいるんだろう? ハードルが高いのかな、といった方には実用的にお使いいただけるのではないかと思っております。

どうぞ末長くご愛顧のほど、よろしくお願いいたします!

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