年々広がる所得格差にもめげない、台湾人の「かけ算するキャリア」に学ぼう
台湾で暮らしていると、これは日本の参考になるなと思う価値観に出合うことがよくあります。
そのひとつが、働き方。
台湾の格差社会は世界でも深刻なレベル
日本は「一億総中流」だったのが、次第に「格差社会」へとシフトしていますが、台湾は以前から格差社会が定着しており、富める者はますます富み、貧しいものはますます貧しくなっていき、その中間である中流層が消えていく構造に移行中であると言われています。
台湾の所得格差を測る国際的な指標「ジニ係数」は、0.606(2021年の統計、2024年4月発表、行政院主計總處、聯合報の報道)。国際的に警戒が必要とされるボーダーラインとされる0.4を大きく上回っています。
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