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尾久キリスト教会に新任牧師が着任

4月になって「尾久キリスト教会」に新しい牧師一家が赴任した。高橋武夫先生ご夫妻が引退されて、新たに「びわ湖キリスト教会」から広瀬邦彦先生夫妻ご夫妻着任された。新しい牧師先生は50歳と、一気に3周り近く若くなった。その日は新旧牧師の歓送迎会と任命式が行われた。任命式は教区長である松島先生(綾瀬教会牧師)が司式。牧師に「教会員を大切にしますか?」、教会員に「牧師を支持しますか?」と問いかけて「はい」と答える。『まるで結婚式みたい』と思った。

 広瀬邦彦先生は交読文にいきなり「ヨハネの黙示録」を使ったのでドキっ。初説教はヨハネ福音書の第12章12〜19節「王なるイエスを迎え出よ」。馬でなくロバに乗ってゆっくりとイスラエルに入場する。これがイエスの受難週の始まりである。


 関西では、しずまりの会というのがあって、そこでカトリックの神父を呼んで講演を聴いた。そこで語られたことに、ふつうの宗教といカルト宗教はどこが違うのか。カルト宗教は暴力やマインドコントロールなど「強制」によって起こる。逆にふつうの宗教は隣人愛や自己犠牲に立つ「感化」による。讃美歌26番に「ちいさなかごに」という曲がある。以下が歌詞である。こういう歌の心では神と共にあれば、まさに心安らかでいられるだろう。

【ちいさなかごに】

小さなかごに花をいれ

さびしい人にあげたなら

へやにかおりが満ちあふれ

くらい胸もはれるでしょう

愛のわざは小さくても

神の御手がはたらいて

悩みの多い世の人を

あかるくきよくするでしょう

「おはよう」とのあいさつも

こころこめて交わすなら

その一日おたがいに

よろこばしく過すでしょう

愛のわざは小さくても

神の御手がはたらいて

悩みの多い世の人を

あかるくきよくするでしょう


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