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相撲「九州場所展望号」が届く

相撲「九州場所展望号」が届く。表紙は秋場所の優勝決定戦で戦った貴景勝と熱海富士。優勝した貴景勝には、早速「連覇&綱取りに挑む貴景勝」と見出しが組まれている。11勝4敗の低水準の優勝だったのに、マスコミはもう横綱昇進を煽っている。おそらく協会の意志を忖度してのことだろう。11勝4敗って三賞の対象であって、横綱昇進の基準には当たらないでしょう。その他の注目記事。


1️⃣次世代を担うホープ4人
①北青鵬〜今までで一番悔しい経験に(優勝を逃して)
②大の里〜自分の力が通用するんだなと(新十両で準優勝)
③伯桜鵬〜今より強くなって復帰したい(左肩ケガで全休)
④天照鵬〜勝ちたい欲が出てきた(新十両で勝ち越し)


2️⃣大ケガの友風が4年ぶりに幕内復帰
・右膝重傷から4度の手術。西前頭3枚目から序二段まで陥落して、リハビリの努力で復活。


3️⃣全日本力士選士権大会で霧島が初優勝
・決勝は明生と、いつも豊昇龍と3人くらいが活躍。本場所の実績はともかく、実力があるのはこの3人あたりなのだろう。


4️⃣永遠のテーマへの出発点
(新弟子検査の体格基準と付け出し制度が変更に)
🔸これによって舞の海のように頭に瘤を作ってという話しはなくなる
🔷付け出し制度については5️⃣で説明
①従来〜身長167cm、体重67kg以上
②新ルール〜上記基準に満たない場合は、運動能力テストで判定


5️⃣幕下、三段目付け出し基準の変更
🔸もう伯桜鵬のように1場所で十両入りはあり得なくなった。
🔷4大会〜全日本相撲選手権大会、全国学生相撲選手権大会、全日本実業団相撲選手権大会、国民体育大会相撲競技
①従来〜4大会で優勝は幕下15枚目、その他3大会のいずれかに優勝すれば幕下10枚目、4大会のいずれかで8強以上で三段目最下位格で付け出し。
②新ルール〜4大会から全日本実業団相撲選手権大会を除く。高校総体、国体少年の部が追加。幕下10枚目と15枚目の付け出しは廃止。3大会で8強以上は幕下最下位格、3大会で16強以上、全国高校総体と国体少年の部の4強以上に三段目最下位格への付け出し。


6️⃣私の奇跡の一枚〜立行司帯刀の心意気「信念の軍配」の象徴
①写真は第19代式守伊之助(ヒゲの伊之助)
②第41代式守伊之助が、秋場所で第38代木村庄之助に昇進(8年ぶりに誕生)


7️⃣男女ノ川の葬儀の写真が見つかる
・身長191cm、体重146kgの巨漢で「動く仁王」と称された第34代横綱・男女ノ川登三。昭和46年1月25日に武蔵村山市の長円寺で営まれた。「下足番になった横綱」という本にもなった不遇な後半生だったが、67歳の葬儀には横綱を慕う多くの人が集り、「寂しい最期」との通説を覆した。

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