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2年連続で日販同友会総会が開催

昨年に続いて日販同友会総会が開催された。昨年はコロナ禍以来の4年ぶり開催だった。今年も銀座アスター御茶ノ水賓館で開催された。なぜならここが日販本社ビルの最上階であるから。OBたちはここに来ることで里帰りの気分を味わえる。会費8,000円で、料理は豪華バイキングで、お酒は飲み放題、中華饅頭のお土産も付く。

料理は食べ放題、お酒は飲み放題


 会員の高齢化に加えて、福利厚生の縮小に伴って、同友会は年々規模の縮小を続けている。今年は518名と、昨年から53名が減じた。総会についても、参加は昨年の90名から83名となった。一方で長寿祝いは年々増えていて、今年は白寿2名、米寿10名、喜寿32名の合計44名もいる。ちなみに年会費は2,000円。同友会報が年に2回届き、会員の加入や訃報を知ることができる。毎年会う度に「太ったね」と言われる。去年から3kg増えたのでいたしかたがない。去年は「貴景勝に似ているね」と言われてショックだったが、このまま行けば小錦になりかねない。

長寿祝い記念撮影
大越会長ご挨拶
奥村社長ご挨拶
中西専務による乾杯🥂
賑わう会場

 自分は楽しくて積極的に参加している。しかし職を辞するに当たって、人はいろいろ物想うことがあるようだ。加入していない人に「何故入らないの?」と訊くと「誘われていないから」と言う。しかし事務局から正式に入会を打診してもらっても入らない。入らない同期生に、サシでは飲んだ席で入会を説得しても「入る気はない」とキッパリ。過去を振り返りたくない人。かつての職場に訣別したい人。辞める時に辛いことがあった人。人の心は複雑だ。『あんなに楽しかったじゃない』と想う自分は「いい時に辞めた」と同期生に言われる。正直言って「元の職場(の人間関係)に興味ない」とキッパリ言われると『おいおい、今までの俺たちの関係は何なんだ?』と思う。そして『今ある地位も、かつての職場があるからこそじゃないか』とも思う。まあ無理に紐を首に掛けて引っ張るわけにはいかないから、仕方がない。けれど参加すれば、得るものも必ずある。言い方が適切かどうかはわからないが、死んだ人の歳を数えること、埋もれかけた記憶を辿ることには、それなりの意義がある。

スタッフによる打ち上げ

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