MLBとNPBのポストシーズン終了の感想
MLBもNPBもポストシーズンが終わった。以下はポストシーズンの感想。
MLBはドジャーズが圧勝。フリーマンが初戦で逆転サヨナラ満塁ホームランを打ったことで、流れが一気に決まった。それにしてもワールドシリーズが、5試合と早く終わってよかった。何故なら第3戦で大谷翔平選手が、盗塁の際に亜脱臼したから。それでも第4戦以降も強行出場。この方はワールドシリーズに出たいから、エンゼルスからドジャーズに移っている。大谷翔平選手は自身の成績よりも、フォア・ザ・チームの選手だから気持ちはわかる。けれど対戦が長引いて、ケガが深刻にならずに済んでよかった。無事これ名馬、スポーツ選手が長く続けるには大切なこと。ヤンキースのジャッジは、不振に失策で「一生忘れない」という悪夢だったが、人生たまにはこういうこともある。あとプレーオフでのパドレスにおけるダルビッシュ有の投球は見事だった。今後の大谷翔平封じのモデルとなるかもしれない投球術だった。
そしてNPB。思いもよらぬ横浜DNAベイスターズの日本シリーズ優勝🏆。2010年のロッテ以来の下剋上。どちらもレギュラーシーズン3位からの出来事。常勝金満球団であるソフトバンクホークスを破っての日本一はスリリングだった。しかしこれを日本一と言ってしまうことに、抵抗はある。自分はクライマックスシリーズの存在そのものに異議がある。レギュラーシーズンで貯金42のソフトバンクに、貯金2のDNAは短期決戦に勝っただけである。サッカーで言えばJリーグでは勝てず、ルヴァン杯を獲った感じ。逆にソフトバンクは恥じる必要もない。これは実力というより運。143試合あるレギュラーシーズンなら、あり得ない結果。そもそもこういう結果になった原因は、首位だった広島カープの9月の大失速。この不測の事態がなければ、DNAはクライマックスシリーズにすら出れなかった。もともと打棒は傑出したチーム。来年はレギュラーシーズンから実力を示して、真の日本一であることを示して欲しい。
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