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樋浦靖晃&椎野みち子Wギター🎸コンサート

久しぶりのコンサートはギター。樋浦靖晃さん、椎野みち子さんによる、雛祭り🎎ライブ。会場は曙橋「BACK IN TOWN」(以前に他の方のコンサートで来たことがあった)。お酒を飲んで食事もできるフランクな集まり。そもそも自分はギターどころか楽器は全く弾けないし、ギターもせいぜいロドリーゴ「アランフェス協奏曲」くらいしか聴いたことがない。あとは島田孝久さんが弾いているのを応援に行ったくらい。

 そもそもここに足を運んだ理由は、椎野みち子さんとの繋がり。童心社紙芝居ホールで毎秋に開かれている落語会で、お知り合いになった縁である。その落語会で、椎野みち子さんがギター演奏で出演している。いつもピンクの服装で華々しく登場。会場に音と色で花を添えていた。会場の後方には椎野みち子さんの刊行された楽曲集が並んでいたが、これもピンク。この方のすごいところは演奏するだけでなく、作曲もなさっていること。シンガーソングライターならぬギタリストライターだ。

 前半は椎野みち子さんの演奏。ギターの生の音はいいものだ。ナチュラルで可憐。とても立体的に、奥行きを持って響く、もちろん手練が弾くからいい音なのだろう。鳴り響く音に自然な深みがある。アコースティックギターの奏でる音は、エレキギターと違って子守唄のように心地よい。

 後半は樋浦靖晃さんの演奏。情熱的で男性らしく力強く、それでいて心に訴えてくる。聴いていて、「Moon Child」などのキングクリムゾンの静かな曲が連想される。トークも上手で、会場が大いに沸く。選曲も秀逸で素敵。

 ラストは二人のアンサンブル。息の合ったところを見せる。エンディングは松田聖子というサプライズ。楽しい会であった。

◆椎野みち子さん

1️⃣龍人

2️⃣さくらさく

3️⃣祈り

4️⃣レオ

5️⃣組曲「夜空にて」

①ひとつ星

②月晴れの夜

6️⃣馬関の風

7️⃣曇りのち晴れ

8️⃣今帰仁

◆ 樋浦靖晃さん

1️⃣伊福部昭(ゴジラの人)「ギターのためのトッカータ」

2️⃣ルイス・デ・ミラン「ファンタジア」

3️⃣ルイス・デ・ナルバエス「皇帝の歌」

4️⃣フェルナンド・ソロン

5️⃣坂本龍一「戦場のメリークリスマス」

6️⃣畑中雄大「青い月に震える」

◆デュオ

1️⃣椎野みち子「笹鳴り」

2️⃣ホルフェ・カルドーソ「ブエノスアイレス組曲」から「カンシオ」

3️⃣松田聖子(椎野みち子編曲)「瑠璃色の地球🌏」


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