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テレビ体操の意義と3人の指導員のそれぞれの個性

 私がテレビ体操を継続(12年)・推奨するのは、私自身がテレビ体操によって、肩こりと腰痛から解放されたからだ。日本橋にあった名医「矢作治療院」の矢作先生に、そのことを教わった。そこは1時間1万円の鍼灸院だった。それぞれに個性がある。日軽金の役員を務めていた友人から、日軽金の社長がかかりつけていると通院を勧められたからだった。行くと巨人軍の元木コーチたちも通うような一流の鍼灸院だった。しかし矢作先生から「ここは高いから、テレビ体操をやりなさい」と諭された。この先生は肩こりを訴えると、上半身でなく、下半身のふくらはぎから揉んでくれた。すごく痛かったが、上半身を揉まれた後のような揉み返しはなかった。矢作先生の施術は『理にかなっている』と思えた。そこからただひたすらに毎日テレビ体操をやった。海外旅行に行った日はYouTubeやNHKインターナショナルでテレビ体操した。
 テレビ体操は朝6:25から始まる。毎朝続いたのは、連れ合いが律儀に起こしてくれたから。僅かー10分であるが、老体には結構こたえる。1週間を4つの主なパート(2パート/日)で回す。①テレビ体操第1(4回)②テレビ体操第2(4回)③みんなの体操(3回)④3指導員オリジナル体操(3回)。特にバランスを取る運動は加齢とともに難しくなってゆく。しかし矢作先生のおっしゃることはたしかだった。本当に肩こりと腰痛が消えた。腰痛を訴えた連れ合いにも勧めたところ緩和したようだ。とにかくストレッチは大切。
https://www.nhk.jp/p/tv-taisou/ts/6Q257N6M74/
 NHK「テレビ体操」には3人の体操指導員がいる。それぞれに個性がある。いったん就任したら任期が長い。
1️⃣多胡肇
・東京都出身の55歳。日本体育大学体育学部 卒業後、西武鉄道に入社。西武ライオンズ2軍コーチを務める。その後、1998年からNHKテレビ・ラジオ体操 指導者(~現在、実に24年)。指導員で最年長のベテラン。わかりやすく穏やかな語り口が、観る者を安心させる。NPO法人全国ラジオ体操連盟理事長で、西武ライオンズレディーストレーニングコーチを務める。
2️⃣岡本美佳
・神奈川県出身の48歳(たぶん)。日本女子体育大学体育学部 卒業、1996年にNHKテレビ・ラジオ体操 アシスタント、2003年からNHKテレビ・ラジオ体操 指導者(~現在)。アシスタントから、テレビ体操史上初めての女性指導員。その声に癒されるという男性諸氏も多い。なぜか「息を吐いて」が多く「息を吸って」がほとんどない。
3️⃣鈴木大輔
・埼玉県出身の40歳。2004年に日本体育大学体育学部 卒業、2016年からNHKテレビ・ラジオ体操 指導者(~現在)。指導員では最も若いだけあって元気発剌。興が乗ると「ヨイショー、ヨイショー❗️」と朝からハイテンション。イケメンで女性に大人気。


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