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田中みな実ビジネス5つの野望

職場をウロウロしていると、あちこちに「アサヒ芸能」誌が、落ちているように置いてある。主にマル暴関係の勢力争いの記事や、芸能人や風俗業界の下半身ネタで構成されている週刊誌。現在の職場の歴史における出発点となった雑誌である。もはや下半身系の記事に燃える年齢でもなくなったので、チラ見するのは相撲関係のゴシップ記事が載った時くらい。芸能人関連の記事も多く、女子アナの特集や取材がやたらと多い。自分は女子アナには、NHK放送総局報道局経済部の飯田香織デスク以外には興味を示したことはない。その「アサヒ芸能」の表紙をやたらと飾っている人物が、田中みな実・34歳。元TBSテレビアナウンサーで、その後フリーに転じた。宝島社で写真集が50万部以上のバカ売れした。胸がGカップだそうで、これは大衆誌にとっては重要な要素。よくテレビ「踊る!さんま御殿‼︎」などで「あざとい女」としてイジられている。「あざとい」とは辞書を引くと「小狡い」とある。これだけネタにされるということは、容姿端麗とか、多少弁が立つということだけではない何かが彼女にはあるのだろう。
 AKB48を卒業した指原莉乃も、HKT48代表として、言っていることや態度が、中小企業の社長を経営する親爺か、どこかの大会社の九州支社長みたいで、見ていて面白かった。ワンカップの日本酒をグビグビ飲むCMに出ていた光景などは、まさにそれ。もはや「可愛いだけでは生きてゆけない」アイドル界。女子アナ界も知的美女として、アイドルの一角を立派に形成している。そこで抜きん出るということは、やはりビジネスマンとして群を抜いた、プラスアルファの才覚が必要なのだろう。大卒の方ばかりで、スタート年齢もアイドルよりは後発で、いつまでも年若く活躍していられるわけでもない。先週の「アサヒ芸能」1月14日号には「田中みな実ビジネス5つの野望」という記事が特集されている。読んでみると、そんなに大したことが書かれているわけではない。しかしこうやって体系的にネタを掘り起こせることのできるキャラクターとして、存在価値を増しているのだろう。
1️⃣本格派女優への道〜大河ドラマ出演への飽くなき執念
2️⃣セカンド写真集の刊行〜初回のスペインに続き、アフリカや北欧に食指
3️⃣事務所内での地位確立〜所属女優とバラエティ番組の橋渡し役
4️⃣田中みな実ブランド〜人気アパレルブランドとのコラボ
5️⃣弘中アナが田中の代弁者として活動〜親友が広報担当に

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