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創世記第14章1〜16節「神の愛は自業自得を乗り越える」、輪島聖書教会の想い
1/21の尾久キリスト教会での広瀬邦彦先生の説教。この日の題材は創世記第14章1〜16節「神の愛は自業自得を乗り越える」。「自業自得」は、もともと仏教用語で。「自分の行為の結果を自分が得る」という意味だが、むしろ否定的なニュアンスで使われる。創世記第14章は諸王の名が入り乱れる箇所だが、当時の状況から解説すると東軍vs.西軍の戦い。かたや東軍はメソポタミア連合軍、一方の西軍はソドム・ゴモラ方面軍。この戦いに、前章でアブラハムと道を分かったロトが、敗走した西軍から掠奪捕縛される災難に巻き込まれる。しかし叔父であるアブラハムが危険を顧みずに救出してくれた。神の愛が、進路により肥沃なソドム・ゴモラの低地を選んだロト(第13章)を救ったのである。
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1月15日にオンラインで公開された輪島聖書教会の説教を聴いた。髭モジャの荒川牧師は、震災後の状況を語った。家族と無事を喜び合って、記憶にないくらい久しぶりにお互いを抱擁し合った。そしてマタイ伝の山上の垂訓を引用された。生命や身体が何より大事で、生かされていることこそ肝要と。この時点では未だ上下水道は使えず、コロナやインフルエンザが流行している環境ではあった。それでも「不謹慎な言い方かもしれないが、私は幸せです。今のこの街には、お互いを労り合う空気が満ち満ちています。救援に来てくれた自衛隊や警官の方々に『ありがとうございます』と語りかけると、最敬礼で応えてくれます。これも災害に遭ったわれわれに対する神の恵み。それに応えて歩いてゆきたい」と。
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