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2日連続の築地、煮魚と言えば「多け乃」🐟
2日連続の築地。昨日は名店「魚竹」に寄ったら、同じ築地の「多け乃」の思い出が脳裏を過った。ここは大泉洋と成田凌がCMしている「印刷」の取れた某大手印刷会社のF部長に連れて行ってもらったお店。この頃は出版社の社長を務めていたので、接待したりされたりが多かった。自分は値段の寡多に関わらず味重視だったので、それを知っているF部長が僕にピッタリということで案内してくれた。おそらくF部長の大のお気に入りのお店だったのだろう。
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その時に忘れられないほど美味しかったのは「キンキの煮付け(金目鯛だったかもしれない)」。濃厚な煮汁の旨みが忘れられない。と言うことで、オーダーは「煮魚定食」。「煮魚ボード」で種類が選べるようになっているが「キンキ」「金目鯛」などの高額さに仰天。自分で払っていなかったので、いくらしたのか知らなかった。リーマンランチで手が届くのは「ソイ」「黒ムツ」くらいで「ソイ」をオーダー。とはいえ「ソイ」はメバル系なので、煮魚にピッタリ。立派な尾頭付き。白身肉に煮汁が浸って美味しい。そしてお店に頼んでスプーン🥄をもらう。煮汁を掬ってご飯🍚にかける。正直言って煮汁が目当てで、魚🐟がいなくてもいいくらい。自宅であれば、これに洋芥子を落とすところだが、出先なのでそれは我慢。この汁かけ飯が最高。もうお皿から掬えないくらいご飯にかけて満悦。ちなみに魚の方は不器用極まるだらしない食べ方で、育ちの悪さに恥いるばかり。
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ちなみにF部長の会社と僕が経営していた会社は親子ともライバル会社だった。しかしつきあううちに提携のメリットが多く見出されて、すっかり親しくなった。「壊れそうな石橋を好んで渡る」と部下に揶揄され勝ちだった僕は、この呉越同舟が楽しくて深みにハマった。先方の親会社の副社長にご挨拶に行ったこともあったが、副社長はどんな顔していいのかわからないような顔をされていた。そんなことも構わずに、僕らは提携業務をどんどん進めていった。今のF部長は郷里の病院で病床にいるとお聞きしている。その息災を祈るばかり。