ヤコブの遺言とその臨終
1/10の尾久キリスト教会の高橋武夫先生の説教。この日は創世記第49章29〜33節「ヤコブの遺言とその臨終」。アブラハム→イサク→と続いたイスラエルの族長ヤコブ。12人の息子を持ち、やがて12の部族を形成してゆく。その遺言には、息子たちそれぞれへの預言も含まれる。ヤコブの子ヨセフは、エジプトの宰相に出世し、その葬儀は国葬となった壮大なものであった。
高橋武夫先生はコロナ禍の中、終活について取り上げた。神の前で、自らの生を畏れ多くも受け入れることを訴えた。ここで引用されたのはユダヤ人の神学者アブラハム・ヨシュア・へシェルのことば。「私たちは来世について何も知らされていない。来世は神が配慮すること。地上ではいつも成功しているとは限らない。それは自分の責任である。私には自分が死んだ後、神が私をどう処遇するかを心配している暇はない。でも私は来世を信じている」。
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