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末廣圭「ごめんなさい、貴方」

末廣圭「ごめんなさい、貴方」。電子復刻第96弾。官能ロマン小説なので、今日のお話は女性の方々は読まなくて結構。夫のある身でありながら、身体と心を焼き尽くす欲望に身を任せる人妻たち。生真面目な夫たちに感じる罪悪感故に、より燃え盛る快感の深さ。禁断の果実は、女としての新たな歓びを目覚めさせる。
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①インターネット・セックス
・芝早苗のペンネームで井口雅美・36歳は文筆業。持ち込んだ文芸原稿に編集者は、官能小説の執筆を勧める。原稿に詰まった時は、テレビ電話でバーチャル3P。
②最期の一滴
・結婚5年の篠原静江・29歳は、茶道「森田流」家元の森田宗源・78歳の茶会に参加。後に病床の宗源に亡き妻・小夜に似ていると言われ、添い寝の末に交接。
③仔牛を引く少年
・夫が脱サラで福島県で帰農した40歳の田島三枝子は、道で仔牛を連れてお腹を空かせていた17歳の江口晋作を家に連れてホットケーキを食べさせたのを契機に親密に。
④義弟はAV男優
・蒼井朋子・27歳の義弟である二朗・23歳は、IT企業を志望する傍らで、AV男優のアルバイト。二朗の出演する映像を二人で観ながら、義弟は朋子への思慕を遂げる。
⑤南の島の恋
・度重なる浮気が夫にバレて、セブ島に一人で来た黒田多恵・24歳。現地で声をかけてきたフィリピンの青年ガイド・ジェフは27歳。またもや浮気の虫が疼いてしまい。
⑥切れない糸
・結婚したばかりの課長飯島久美子・33歳のお尻に、6歳下の部下の大浦惇一の手が伸びる。結婚前から続く関係は、その後も途切れず、むしろ激しさを増す。

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