末廣圭「純潔妻」
末廣圭「純潔妻」。電子復刻第74弾。官能ロマン小説なので、今日のお話しは、女性の方々は読まなくて結構。御木本雅人は、老舗の花屋である「京園芸」の役員面接で、4代目女社長の奥村弥生に一目惚れして、社長のドライバー兼ボディガードを志願した。見事に合格して、秘書室配属となって、現実に弥生のドライバー兼ボディガードとなった。しかし実際は社長と一社員の関係に過ぎず、男女の関わりはなかった。入社8年で30歳になった雅人に、会長の奥村光太郎から、公家の女性との家付き縁談が持ち込まれた。妻となった貴美子は超美形ながら、33歳にして処女だった。恥じらって、暗闇でしか身体を許さない貴美子に雅人は手こずる。鬱憤が溜まった性生活を、28歳の派遣社員・裕子や、19歳のランジェリーショップ店員・中井美穂と晴らしたりする。そんな雅人を見かねて、全身黒スーツで固めた社長の弥生が、マンションに雅人を招き入れる。弥生は「女は男の命令に服従することに喜びを感じる」と、雅人を導く。目が覚めた雅人は、遠慮していた妻に、彼女の身体と心を開かせる努力で、その魅力を花開かせようとする。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0897SLKDR/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?