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同じ「からし焼き」でもお店で個性

十条「大番」は十条駅前にある、これぞ大衆食堂。お店もメニューもまさに昭和。オーダーは十条名物というか十条地区以外で見たことがない「からし焼き定食」@850。これまで東十条の有名店「とん八」でしか食べたことがなかったので、初の他店進出。「からし焼き」は、豚肉と豆腐を和風麻婆豆腐というか汁だくピリ辛の肉豆腐のように煮込んだ料理。そこに胡瓜と葱を投入。「大番」も「とん八」も見た目は全く変わらない。しかし一言で違いを言えば、大番は「甘い」、とん八は「辛い」。「大番」は甘露な甘辛さ、「とん八」は口から火が出るほどの辛さ。同じ「からし焼き」でも、これだけ極端に味が違う。そしてどちらも美味しいのである。家庭で漬け込むキムチやザワークラウトがその家によって違うこと、カレーライスが作る人によって別物になることと同じ。十条の街には他にも「からし焼き」を出す店があるので、機会を見て比べてみたい。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1323/A132304/13009906/

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