デリーのカレー三段活用=カシミールカレー
「新川デリー」で「デリーカレー」を、「デリー銀座」で「インドカレー」を、そして今日は「デリー上野」で「カシミールカレー」への三段活用。カレーの師匠曰く「上野こそ本店」。11:50開店という変則オープン。開店20分前に到着するも既に行列。カウンター6席、2人テーブル4つで8席、合計14席の小さなお店。その狭い凝縮した空間に漂うスパイスが煮込まれた芳しい香り。
オーダーした「カシミールカレー」@1020。辛さは最高の5つ星。そんなに辛さに強い方でもないので緊張。出てきたルーにはチキン🐔が3つ、じゃがいも🥔がひとかけら。先ずはチキンをガブリ。しっかりとした歯応えの雄々しい鶏肉。ルーをライスに少しずつかけて食べ進む。やっぱりデリーカレーやインドカレーよりだいぶ辛い。水を飲むと余計に辛くなると思って我慢していた。しかしライス半分くらいのところまで来て限界。口の中が熱くて痛い。燃え上がる口腔内をお冷やで僅かに鎮火。結果的にルーが余り過ぎて、残ったライスにドバッとかける。辛さで幻覚が生じそうになるが、ここからが旨さの真骨頂。どんどんどんどんコクがアップする。米粒はなくなり、残るはルーの海。むしろルーだけで食べた方が美味しいんではないだろうか。インドにカシミールという地方はあるが、「カシミールカレー」はデリーのつけた商品名。デリーを代表するメニューである。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13003605/