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noteは効果的なフィードバックのお手本

最近、重鎮クラスの先生にお声がけいただいて
勉強会に混ぜていただいている。
その中で、フィードバックについての章を読んでいて
noteは良いフィードバックのお手本になるなと思ったので
書き連ねてみます。
媚びではないですw

読んでいる本はこちら

読んでいるのはこちらの本。
Advancements in Mental Skills Training
短くまとまっていて、広く浅く知識を得たいならおすすめです。

スポーツの指導=厳しい、は非科学的

フィードバックというと、要するに注意なのですが
日本のスポーツの指導といえば、
怒号が飛ぶ、ミスを何度も責められるようなイメージありません?
それ、本当に非科学的なんです。
確かに、一時的には効果が上がるんですが
中長期的に見るとマイナスでしかないんです。
科学的にも何度も証明されているのです。
逆に、褒めることで
モチベーションも上がるし、上達もするし
技術の定着率も高いと素晴らしい研究結果が出ています。
これからのスポーツ指導は褒める一択です。
褒めましょう。

ただ褒めれば良いわけではない!

そうは言っても、ただ褒めればいいと言うことではありません。
特に気をつけないといけないのが、
「○○(本人の名前)はさすがだね!」のように、
その人の人格やその人全体を誉めてしまうこと。
これ、やりがちなんで気をつけましょう。
何がダメかと言うと、
うまくいく理由が、その人本人の特性によるものだと思ってしまうからです。
ずっとうまくいくわけないので、
当然失敗するのですが
そのときに、失敗する原因は自分の特性にある、となってしまう可能性大。
なので、褒めるときは行動やその姿勢を褒める必要があるのです。

褒めるときは何をしたら達成かをピンポイントに!

今はなんの練習をしていて、
なにが達成できれば正解なのかを
ピンポイントに絞る必要があります。
例えば野球のピッチングの練習をしているとして、
まっすぐ投げる練習をしているのか、
早く投げる練習をしているのか。
まっすぐ投げる練習をしているのならば、
スピードがどんなに遅くても
打たれてしまったとしても
まっすぐ飛んでいたらOKで、褒めましょう。
目的が達成されているのですから。
褒めるときはとにかく細かく指定して練習をして
ピンポイントに褒めてあげましょう。

褒めるよりももっと大事な、「認める」

人間には、
「自分は素晴らしい人間でありたい」という
生まれながらにして持っている欲求があります。
(有能感への欲求)
また、人と良い関係を築きたいという欲求もあります。
(関係性への欲求)
これらの欲求を、「認める」ということで満たすことができます。
コーチが細かい努力に気づいてくれて
「頑張ってるね」と言ってくれたらめちゃくちゃ嬉しいみたいな
体験は少なからず誰しもあると思います。
デキる上司なんかもこれをうまく使ってますね〜。
あとはモテる人も上手。
気づいて、認めてあげる。
この技術を習得すると人付き合いにもプラスです。
相手の行動を認めてあげましょう。

noteは認め上手

noteはこの、「認める」ができてるんですよ。
このシステム本当にすごい。
例えば、下書きにした時の「執筆お疲れ様です」
下書きにするときって、一時保存の時もありますけど
このテーマ無理だなぁって思ったり
空腹に負けて書くのやめちゃったり(笑)
あんまり前向きな理由で下書きにしないときも
結構あると思うんですよね。
だけど、字数が少なくても
「書いた」事実はあって、
noteは書こうと思ってきているわけですから
下書きにしたとしても「執筆」を労ってくれたら
この人(システムだけどw)は
私が書いた行為をわかってくれてるんだ!
ってなりますよね。
あとは、書き終わって公開したときに
「すごい!○日連続ですよ!」みたいなメッセージが出る。
これも効果的。
内容よりもまず、連続投稿してることだれか褒めて!!
ってなってるときに、noteが褒めてくれるんです。
これは本当に見習うべき。

noteを見習って、認め上手、褒め上手になろう

何か行動を起こしているだけでも
何もしないよりずいぶん進歩なんですよね。
効果的なフィードバックとは、
相手がやろうとしたことを認め、
うまくいったら褒める。
それを心がけるだけで関係も良くなるし
相手のモチベーションもあがります。
noteをお手本にしてみましょう。

ふう、今日も右上のボタン押して、noteに褒めてもらうんだ!(笑)

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