プロローグ@【物語】パパの仕事は無職
【プロローグ:ボクのパパのおしごと】
僕のパパは「むしょく」という仕事をしている。
パパはお仕事をいっぱい辞めてたんだけど、無職だけはずっと続けてるんだ。
無職というお仕事は、
大きなベルトがある工場でお弁当を造ったり、
小さなベルトがある工場でお菓子を詰めたりする。
そして、
お引っ越しの荷物をトラックに運んだり、
宅急便の倉庫で荷物を運んだりもする。
そして、
パソコンが並んでいる会社で住所を打ったり、
電話が並んでいる会社で電話を取ったりもする。
無職というお仕事は何でもできるのだ!
何でもできるパパは僕のヒーローだ!
パパにそう言ったら大笑いして
「パパは何もできないから無職なんだけどなっ。パパは健太のヒーローなのかぁ。そしたら頑張らなきゃな!」
と僕の頭をなでた。
何でだろう?
こんなに沢山のことを出来るお仕事はすごいのに。
こんなに沢山のことを出来るパパはもう頑張ってるのに。
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