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温泉に行きたい!と感じたら読む記事③~温泉ってそもそも何やねん~

※マガジンを作りました。不定期更新ながら何かしら書いていきたいと思います。


皆様、温泉は好きでしょうか。
私は温泉が大好きです。どのくらい好きかというと、蛇口を捻ったら鉄の匂いがしたとき、「これは含鉄泉!」と言って水道屋さんに文句をつけないくらいです。
(多分嘘です、実際はめっちゃ水道屋さんに文句言います)

でも、すぐ身近に温泉って湧くんですかね?
もし適当に温泉を掘り当てたら…なんて疑問が、頭をもたげます。

そもそも温泉の定義って何?

庭を掘ったら湯が湧いた!これって温泉なの?

という疑問を持つ方が、現在日本全国に8000万人はいると聞きます(聞いてません)。
そこで、温泉法に基づいた定義を申し上げますと…

①源泉(湧いているお湯のこと)温度が25℃以上であること
②「溶存物質の総量」「総硫黄」「二酸化炭素(遊離炭酸)」など含有成分に関する7つの特定の条件のうち1つ以上規定値に達していること

いずれかの条件を満たせば温泉と呼べるということです。

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つまり、庭を掘って出てきた水がもし「温かければ」温泉といえますし、「温かくなくても、然るべき場所に検査をしに行って有効な成分が検出されれば」温泉と言えるわけです。

ここで一つ、疑問が生じます。

冷たい温泉ってあるの?

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そうですよ。あるんですよね、冷たい温泉。
正式には冷泉・冷鉱泉と言います。

むしろ、冷たい温泉のほうが、温泉法の②に該当しているということで有効成分が多く入っている可能性が高いのです。

じゃあどうやって見分ければいいの?

という方!それを知るためにあるのが、各温泉施設にある

『成分分析表』

なのですよ!チッチッチッ(何様)

成分分析表については、話すと長くなるので次回説明させていただきますが、もし成分分析表を読めるようになると温泉の楽しみ方のレベルが4段階くらい上がります!
ちなみに、温泉に行って「おい!女子の露天風呂覗こうぜ!」と言っている人は温泉の楽しみ方レベルは最低レベルです。今すぐ露天風呂から出ていきなさい!けしからん!私が見る!

結論

✅温泉は25℃以上の、地中から湧き出てくる水分のこと。
✅または、特定の含有成分が含まれている水分のこと。
✅冷たい温泉は、成分的に優れている可能性が高い
 (あくまで可能性です。温かくて濃厚な温泉もたくさんあります!)

もちろん、トーシロが適当な温泉施設に赴いて、温度を調べるだけではわかりません。お風呂屋さんは基本的には出てきた水を沸かして、みんなが心地よく感じられる温度に調整しているからです。

ちなみに、『乳白色温泉だからすごくいい!』『褐色は凄く強い温泉!』という意見も、厳密に言えば違うことが多いです。
それもまた今後解説していければいいかなと思っております。


次回は
「実録!湯けむり殺人事件!コーヒー牛乳で書かれたダイイングメッセージ」
をお送りします。グッバイベイビー!

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