見出し画像

【メンバー紹介:ayan】手元を大事にし、ともに未来を語れる環境

「理解への歩みを言葉で支える」をミッションに、コーポレートサイトの文言制作、メディアの記事執筆など、情報発信における「言葉」のサポートする宿木屋

現在、宿木屋でライティングに携わっているのは代表の宿木を含めて3人のメンバーです。このnoteでは、メンバーの1人、ayanを紹介します。


これまでの経歴

私は2004年からフリーランスとしてウェブメディア制作・運営を始め、2016年よりWebライターとしても活動を開始しました。編プロや広告代理店で働いた経験はなく、ライティングに関して誰かに師事したこともありません。いわゆる「野良」ですね。とにかく書き続け、いつの間にか書くことが生業になっていました。

もともと旅が好きだったこともあり、ライター初期のころは国内外のトラベル系コンテンツの取材・執筆が中心でした。コロナ禍の前は、各国政府観光局や地方自治体などが主催するメディアトリップ(プレスツアー)にも何度も参加させていただきました。

コロナ禍に突入し、旅行業界が大打撃を受けてトラベル系コンテンツ制作が難しくなったのを機に、旅以外の領域に仕事の幅を広げることに。ビジネス系のインタビューは未経験でしたが、実務を通して知識を身につけ、スキルアップしていきました。宿木屋では、2023年の初めから仕事をしています。

宿木屋での担当業務

基本的には、ライティング業務を担当しています。他社の仕事では、企画・質問案作成・インタビュー・執筆まで(場合によっては撮影も)一人でおこなうことが多いですが、宿木屋では、宿木さんがオンラインで取材をおこない、その音源をもとに私が執筆するという分業スタイルが中心です。

ビジネス系のコンテンツ作成には、先方の事業内容やインタビューを受ける方の業務領域の理解が欠かせません。最初はわからないことも多く、知識のインプットに時間がかかりましたが、宿木さんから丁寧なフィードバックをいただき、原稿を通したやりとりを重ねて、すこしずつ求められるクオリティや方向性に近づけていけました。

経験したことがある方はわかると思いますが、インタビュー音源から読み物をつくりだすのは、単なる文字起こしとはまるで異なる作業です。インタビューを受けている方が言葉にしきれていないものを掬いあげ、「そうそう、それが言いたかったんだよ!」と思ってもらえる原稿にすることは、決して簡単ではありませんが非常におもしろく、やりがいを感じています。

宿木屋の好きなところ

メンバー同士がお互いを尊重し、信頼しているところが好きです。信頼は、たとえば「定められた期限までに提出する」といった基本的な業務遂行に関する部分だけでなく、原稿への向き合い方やクオリティに対する信頼も含みます。

「この人だったら大丈夫」「この人に任せておけば心配ない」メンバー全員がお互いに対してそう思える環境って、すごいと思いませんか。宿木屋ではそんなふうに思われていると感じられるから、私も「絶対その気持ちに応えたい(がっかりさせることはしたくない)」と思えるんです。

とはいえ、超個人主義、超能力主義のシビアな会社かといわれると、そんなことはありません。仕事に対するスタンスやスキルに対する信頼はあったうえで、自信がないところは自信がないと言えるし、「これは私よりこの人のほうがよさそう」と頼ったり頼られたりしています。

あとは、目先の損得で理念に反することをしないところも宿木屋のよいところです。会社なので利益は大事ですが、そのために大切なものをすり減らしたり犠牲にしたりするべきではない、と全員が思っている気がします。

業務委託のライターとの関わり方は会社によってさまざまですが、宿木屋は「できることなら(お互いが望むなら)これからも一緒にやっていけたらいいね」というスタンスです。手元を大事にしながらも未来について語れるのも、宿木屋の素敵なところだと思います。

実現したいこと・目指すライター像

以前、宿木屋のメンバー全員でストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を受けたことがあるのですが、私の上位資質1位は「最上志向」でした。私は「この原稿を最高のものにしたい」という欲求がすごく強いので、「最上志向」は納得だったのですが、逆をいうと、大局的なものの見方をしたり、物語を始めたりするのは得意ではありません。

なので、宿木屋では、代表の宿木さんに旗を振ってもらって、私はその船を前に進めるサポートをする役割でいられたらと思っています。たぶん、私はどっちの方向へ漕ぎ出そうかを決めるのは苦手だけれど、目指す方向に向けて櫂(かい)を漕ぐのは得意で、そっちのほうが楽しいんです。

書くことが中心なのはこれからも変わりませんが、より技術を高めて、多様なリクエストに応えられるようになり、「ayanに任せておけば大丈夫」と思ってもらえるライターを目指したいですね。

プロフィールQ&A

プロフィール

静岡県出身、愛知県在住。おとめ座、A型。

学生時代の部活

中学時代は美術部、高校時代は弓道部(初段)。球技は全般的に苦手……。

趣味

趣味と仕事が混ざっているけれど、やっぱり旅行かな。

好きなもの

旅(国内旅も海外旅も、一人旅も誰かとの旅も好き)、猫、本、スイーツ、パン、コーヒー、お酒(強くはない)

苦手なもの

人に自慢できること

自慢になるかどうかは謎だけど、フリーランス歴が20年を超えたこと。あとは、人から「異様にフットワークが軽い!」と褒め(?)られる。

人生を変えた経験・きっかけ

ブログ元年といわれる2004年からブログ(Movable Type)をやっていて、ひたすら文章を書き続けたからライターになれたと思っている。「ブログが人生を変えてくれた」といってもよさそう。

休日の過ごし方

あまり曜日感覚がない生活なので、「オンの日・オフの日」の境目は曖昧。混んでいない平日におでかけしたり、友達に会いにいったり、飲みにいったりして、そのぶん土日にPCに向かって仕事をしていることが多いかも。

私にとっての宿木屋

もちろん仕事ありきの場だけど、仕事を超えた関係性を持てる場所。厳しさと優しさ、自由と責任の両方があって、それぞれの得意・不得意を理解してサポートしあい、お互いの人生をよりよくしていける環境だと思う。

ほかのメンバーから見たayan

宿木から見たayan

文章に対して「もっと」を追求し続けるライターの鑑、そして宿木屋の柱です。人や情報をなめらかにつないでくれる立ち回りに、いつも心の中で拍手しています。業務外でも困っていることを先回りしてサポートしてくれたり、プライベートの相談を聞いてくれたり。本当に頼りにしています。

三角園から見たayan

誰かのちょっとしたアイデアをみるみるうちに形にして軌道に乗せ、時には鋭い視点からアドバイスや疑問を投げかけてくれる、メンバーの背中を強く押してくれる頼れる存在です。興味があることやおすすめされたことに対して、すぐにトライするフットワークの軽さも素敵で、ぐんぐん世界を広げていく姿にいつも見惚れています!

宿木屋のHP・お問い合わせ先はこちら
https://yadorigiya.co.jp/