小笠原諸島クルージング 行き
お久しぶりです。小笠原諸島に行ったのは5月23日からでした。とっくに帰ってきていますが。夏はヨットに忙しく😁
次は瀬戸内海クルージングの予定も有り。準備しています。
今回全部で4人。1名のみサラリーマンクルーのため日程に制約があります。行きは乗れるけれど帰りは小笠原丸で帰ります。したがって帰りは3名で帰ってきます。
朝7時20分に出航しました。しかしながら出航してすぐにGPSが立ち上がらない
レイマリンの最新型AXIOMを積んでいます。OSはアンドロイドです。
まず、グルグル回って立ち上がらない。予備でiPadのGPSもありますがちょっと心配です。その前に風速計が使えない。対水船速もわからない。
そこで、レイマリンのディーラーのイエローシップさんにLINEで相談すると1時間ぐらいで工場出荷リセット方法に動画サイトのアドレスが送られてきて復活しました。
次に11時ごろ、ガタガタという音とともにエンジン停止。ホンダワラ噛んだか?
それに、エンジンが止まり微風の為にヨットの姿勢が不安定になりました。いきなりメインシートトラベラーのシャックルが割れて飛びました。
1週間前にすり減って居るので交換したばかりでした。しかし、交換したシャックルも新品では無かったかも知れません。
すぐにシャックルを交換して、エンジンを再度掛けてみるがすぐに停止してしまいます。オーバーヒートか?ホンダワラ?釣り糸?色々考えるが原因不明のままセーリングでとりあえず進みます。
あと2時間ぐらい進むと安良里港があるのでクレーンで釣ってもらい状態を見る事で方向性は決まりました。
私は持っていたGOPROを海底に入れてプロペラの状態を撮影してみました。
ホンダワラが絡んでいます。少しエンジンを掛けずにセーリングしているとエンジンは何故が掛かりました。前進、後進をしているとホンダワラは外れました。
そこで恐る恐る1200回転の負荷の少ない状態で安良里港までの1時間様子を見る事になりました。安良里港のマリーナも残念ながら電話してもお休みで出なかったんです。そこで最悪避難港をその先の妻良港に設定して様子を見ることになりました。出航して3個のトラブル発生でクルー全員テンションは下がり。引き返そうか?そんな雰囲気でした。
GPSは復活して。シャックルも交換して、エンジン音は快調に聞こえてます。
妻良まで問題なければまずは神津島方面までは行こうということに決定しました。
妻良が見えたぐらいにエンジン回転数を2000回転にアップして機帆走になりました。船速6ノット快調に進み始めました。
14時20分 石廊崎沖通過
ここからワッチシフトを組みました。常時2人ワッチですが2時間ごとにズラして
4時間ワッチして4時間休息としました。
18時 神津島沖通過 この辺りから携帯は通じません。
特にdocomoはギリギリ電波拾いますがソフトバンクやAUは島ではあまり使えません。
翌日 5時 八丈島沖通過 携帯電波入ります。
14時 青ヶ島沖 携帯電波入ります。
20時 須美寿島沖 この辺りから太平洋の良い風を受けて気持ちよくセーリングしていました。エンジンは1000回転で充電のみ使っていました。
翌日 4時15分 燃料が減ってきたので40リットルポリタンクから補給
8時 鳥島通過 こちらは島に接近してみました。
ご覧のように完全冬支度の服装です。結構寒いです。
9時20分 次にトラブル発生 航海灯に赤色が切れました。
船内の部品を探してLEDランプを見つけ。応急的に取り付けて対処しました。
17時 ポリタンク燃料を60L 追加で入れました。
孀婦岩沖 見えてくるまで中々大変でした。
この辺りは潮流がきつくて2500回転でも2ノット出ない時間が1時間ぐらい続きました。私のヨットのエンジンはヤンマー4JHでパワーはある方です。
孀婦岩を通過して、みなさんご機嫌でした。しかしながら翌日の深夜にまたしてもトラブル発生しました。
ハウスバッテリーの容量が35%まで低下していました。オートパイロットが電気を使いすぎて充電が追いつかないのかも知れないと判断して色々充電器を出してきて違うルートからの充電み試してみました。
明るく成ってきたんで、ソーラーからの充電も入ってきてちょっと安心しました。
しかし、心配なのでエンジン回転が控えめにしておきました。
5月27日 9時 父島 二見港に無事到着しました。
到着してすぐにソファーがびしょ濡れで乾かしています。通常のマリーナに停泊して居る時の雨漏りは修理済みでしたが船体に負担が掛かったり船内と外の気圧の関係でもリギン周りから侵入するようです。
小笠原に着いてもヨット修理は続きました。
ヨットはすぐに壊れます。だからいつでも修理できる道具を積んでおくことです。
何とか小笠原 父島に到着しました。
次回は、観光編