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【エッセイ】熱量
ここ最近のこと。動画配信サービスを利用して、休みの日はスパイ映画鑑賞を楽しんでいます。ドラマとかもそうだが、海外特有の、皮肉めいていても一切ストレスを感じずに面白がれるセンスある言い回しややり取りが癖になる。ある程度の月額料金を払えば、ほぼ家で見放題なのでコスパ的にもありがたいのだが、ただやっぱり派手なアクションシーンが流れると、劇場のスクリーンを通したらより臨場感が感じられて夢中になれるだろうな、と思う。が、残念ながらうちからでは、映画館までが遠い。なので幼少の頃は父にねだり、車で大河原まで連れて行ってもらってたっけ。
午前中に観て、近場の飲食店で昼食を摂ったうえで帰り、夕方には自宅に着く。そんな小旅行だった。本で言うところの読後感が作用して、毎回パンフレットを売店で買い、車内で開く。振り返りも兼ねて味わおうとするのは観終えた後の熱量を簡単に逃したくないから。