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『 サロメ 』 ビアズリーの魅力

前回  アール・ヌーヴォーが好きということを書いたが
かなり異質な奇才である
『 ビアズリー 』も大好きなのである。

一番有名なのは、オスカー・ワイルドの戯曲
『サロメ』の絵だと思うが
ハッキリ言って、グロい絵でもある。

若干 二十歳にして、画家デビューした
ビアズリーだが、その栄華は短く、25歳で他界した。


僕が持ってるのは、1978年に発刊された
画集と、澁澤龍彦 の「美神の館」である。
少し話は逸れるが、澁澤龍彦とビアズリーは
何故か僕の中ではリンクしていて、
オカルティックな雰囲気が似てるからか、
"同じ匂い"を感じるのだ。


いくつか、画集の中の作品を載せてみますね。

まあ、ざっくりとですが、こんな作風です。


山田五郎の『大人の教養講座』という番組が
YouTubeで観れるので、「ビアズリー」の回を
載せておきますので、興味のある方はぜひ観てみてください。すごく面白いですよ。(時間が長いけど)


さまざまな画家の解説をしているのですが、
特に"ビアズリー"の回は長く、前編、中編、後編の三回にわけて解説をしています。
それをまとめた「完全版」を載せておきますね。


魔性の魅力、神秘、オカルトの世界が好きなので、
ビアズリーはもちろん、澁澤龍彦の手帖三部作
『黒魔術の手帖』 『毒薬の手帖』 『秘密結社の手帖』なども大好物であります。

あまりひとには言ってませんが、実は僕自身にも
かなりな"魔性性"があるのですよ。フフフ
信じるか、信じないかはあなた次第。(笑)

猪鼻康幸

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