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リライトって意外と難しい
先日某メディアのリライト記事を執筆した際に感じたことですが、リライト記事の執筆って意外と難しい。。その理由はリライト自体の難しさというより、他人の書いた記事をリライトする難しさにあります。
リライト箇所が指定されている記事の問題点
メディアから受けるリライト案件では、他のライターさんが書いた記事をリライトするケースが一般的。記事全体のリライトが許されている案件なら問題ないのですが、特定箇所のリライトのみ指示されている案件が難しいのです。
たとえば見出しを追加して加筆する場合、該当箇所以外のリライトは対象外(あったとしても情報のアップデートなど軽微な修正)として依頼されるケースがあります。
ここで気を付けたいのが、記事の統一感や文章の流れです。人によって書き方の癖がありますから、リライトした箇所だけ文章のリズムが変わったり表記ゆれが多発したりすることはよくあります。
リライト箇所の文章を元の文章に合わせられるならよいですが、元の文章が冗長だったり読みにくい表現になっていたりすると、元の文章にも手を入れざるを得ません。また既存記事でしっかり説明されておくべき内容が不十分なために、せっかく加筆した文章が活きなくなることもあります。
読者に思いやりのあるリライトを
そのような場合、私は編集者と相談して(←これ大事)元の文章にも修正を入れるようにしています。単純なSEO対策だけではなく、「読者にとって読みやすい記事になっているか」を意識してリライトするのはライターにとって重要です。リライトの本来の目的はそこにありますから。
読者への思いやりを持つことで、文章は格段にブラッシュアップされます。これはリライトに限った話ではないですけどね。