3歳児健診終了。
今日は娘の3歳児健診だった。場所は町の保健福祉センター。
歯科検診に内診、発達、発育の検査、生活面、栄養面など多くの項目を2時間半ほどかけて(半分は待ち時間)見てもらった。
3歳児健診は国が定める最後の健診(最初は1歳半健診、その後は市町村によって行われる年齢が変わる)とだけあって、項目も多いし、見落としがないようにと慎重に検査される。
1歳半健診では、心雑音があり総合病院での精密検査に行ったり、発達に不安があるとのことで何度も親子相談に行ったり。心配と葛藤があったり…
今回は何も引っかかることなく終了することができてよかった。
検査項目でつまづくとは思っていなかったけど、
問題ないですよ〜とお墨付きをもらったような気分になり、今までの子育て報われたな〜という気分になった。
本当に、自分ひとりではできなかったこと。
生まれてからいちばん最初に介入する行政は保健福祉の分野。
そこで助産師訪問から始まり、保健師、看護師、栄養士がいつでも相談に乗ってくれる環境と、親が子を連れて集まれる子育て支援センターなどの機能がある。
親になりたてで、右も左もわからないのに、家庭という閉鎖された環境で赤子の命を背負いながら孤独に戦っているときの伴走者として保健福祉センターがある。
でもそれも3歳の4月まで。
それからは幼稚園、小学校、中学校と頼る場所が変わっていき
ゆっくりと大人になっていくんだなぁ。
特に私はこの土地に来て2年目の新参者で、知り合い・土地勘ゼロの状態だったから、保健福祉センターは心の拠り所だった。
(少子化の町なので、0〜3歳の子と母のことは全員把握していると思う)
保健師さんとも顔見知りになれて、こちらも名前を把握してる状態で安心して相談できる環境にあった。
娘と私がここまでたどり着けたこと、保健福祉センターの関わってくださった保健師さんには本当に感謝してる。
孤立せず、闇にのまれず、我が子をここまで育てることができた。
そして1歳半から娘を見てもらってる認可外保育園の先生にも感謝している。
訳あって4月からは転園して幼稚園に通うので、あと5ヶ月しかお世話になれないけど。今まで大事に、愛情を注いでもらったなぁと思う。
家庭保育で3歳の4月を迎える方も本当に凄いし、未就学児を複数抱えながら家庭で見てる人も凄すぎる。
私は早々に複数の場所で子育てを分担する道を選んだけど、3年という短い歴史を振り返り「よくやってきたな」って自分を褒めてもいいかなぁと思えた。まだまだ至らない母親なんだけど。
3歳児健診にパスしようがひっかかろうが、ここまで健康に育ててきたご家族のみなさんは自分を褒めていいと思った話。
まだまだ子育ては長いのだから。
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