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1学期1(???)やらかし

今学期から私たち(私とMr.J)は、地元の先生がメインティーチャーとしてクリエイティブアーツの授業を行ってもらおうという新しい試みを始めました。
そこで、学校の休暇中に先生方のための授業計画ノートを作成しました。Jさんが、クリエイティブ・アートに関する情報をSNSに書いていますが、私たちの活動である「クリエイティブアート」は、日本の「SOUGOU」のイメージに近いです。日本の美術工芸の授業では、ただ作品を作ることに集中できますが、ガーナのクリエイティブアートの授業では、作品を作る前に、文化や伝統、社会問題などを勉強しなければなりません。ですから、学習者は勉強したことを作品に反映させる必要があるのです。
そして、教科書もありますが、作り方の説明がなく、教材も揃えることが難しいため、図工の経験がない先生たちにとっては、教科書があまり役に立っていないようでした。
カリキュラムに則った、先生たちに分かりやすい、現地で揃えられる教材を使った学期分のレッスンプラン(3〜6年生)を作成しました。

このように、レッスンプランの作成は、私たちにとってとても大変な作業でした。しかも、休暇は1週間しかありませんでした。

学校再開後、私は先生方にレッスンプランを提案しました。授業案の使い方を説明したところ、最後にある先生が「授業案ではなく、ノートパソコンを渡すべき」と言った。私はその言葉に腹が立ちました。「それは、事実です。時々私がここに来るより、お金を置いていったほうがいいという思うこともある。でも、私は技術や知識を伝えたいのです。それが、私がここに来た理由です。だから...。」 その気持ちを伝える途中で、私は泣きそうになった。そんな私をマダムが抱きしめてくれた。でも、これは間違いなく事実だと思います。

マダムは私に、「あなたはとてもよくやっていますよ。生徒たちは皆、あなたとあなたのレッスンが好きです。そして、私たちは十分な知識を持っていないのです。私はいつもあなたの授業から多くのことを学んでいます。だから泣かないで」と言われました。私はますます泣きました。

家に帰ると、私に皮肉を言ったマダムの一人が、「あれは冗談でした。まさかあなたを傷つけるとは思っていませんでした。本当にごめんなさい。許してください。"と、メッセージを送ってくれました。
ガーナの先生方とこのような関係を築けたことが少し嬉しかったです。

(この話をガーナの家族にしたら、マミーが「先生って誰?名前を教えて。私は何もしないわよ "と言って、怒っていました。その姿を見たとき、私は嬉しかった。だって、私のために怒ってくれる大切な人がいるんですもの。)

私はいつも問題を起こしてしまう。しかし、この週は3分の2の先生が私たちのレッスンプランでクリエイティブアートの授業を行いました。

※日本語が変なのは、ここまで英語で書いたのを翻訳して、直したからです。微妙なニュアンスがやっぱり難しいね。と、言う話は置いといて…

開発コンサルタントの方が「頑張っている40%の人を伸ばしていくのが大事だ」と言っていました。
真護さんは「お金を集めるよりも人を雇う方が大変だ」と言っていました。(もちろんお金を集めるのも大変です。お金がないとスタートラインにすら立てないことがあると思う。)
実際、今週、先生たちに「いや、あなたが授業やって。」と言われることも、「今日はやらないわ。」と、言われることもありました。

一方で、今日の授業で先生がゴッホのひまわりを見せ、「何が見える?」と、問いかけた時、子どもたちは、「ひまわり!」「花瓶!」「いや、ライオンの頭だよ」「動物の目だよ!」と、発言してくれました。
子どもたちの豊かな感覚に驚いていたら、
先生が「一人一人が違う意見や見方を持っていて、どれも正解で大事だよね。」と、子供を認め、伝えてくれていました。
とても嬉しかったです。
なんだか泣きそうでした。(今までそうじゃなかったから、、)

先生たちの力を引き出し、サポートをし、意見を聞くのは、大変ですが、、、これこそ“協力“かもしれない、と嬉しく思う自分もいます。

迷うことも立ち止まることもあるけれど、これからも努力を忘れずに走っていきたいです。
いつも支えてくれるMr.J とMs.Sには、大感謝です。
ちなみにJさんは、レッスンプランを完成させた後、熱を出しました。


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