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共働き夫婦が、夫婦関係を再構築するための秘訣:本当の幸せの見つけ方1

みなさん、おはようございます。こんにちは、こんばんは。日々にwonderとmiracleをみつけるやぶっちです。

夫婦関係って、職場関係や友達関係とも違って、なんだか近すぎる関係だからこその難しさがあるな~って思っています。私はこれまで、教育・心理学や哲学を学んできましたが、夫以外ならとっても生かせるんです。

でも、夫となると、うまくいかない。
甘えなのかな、期待し過ぎなのかな、運命の人じゃないのかな、さまざまな迷走をしたからこそ、見えたものをお伝えします。
今回は、1回目のパートです。どうぞお付き合いくださいませ。

全部で、5回の連載にする予定です。
前回、大まかなアウトラインをご紹介しましたのでご覧ください。

簡単な前提
私たち夫婦は、フルタイム(残業あり)の共働き夫婦です。子どもが二人います(現在、小学生)。それぞれの親は、すぐに手をかせない状況にあります(距離的・時間的)。

1.現実は変わらない?夫婦の幸せにつながる捉え方変換とは

現実はかえられない

当初、夫婦でもめた大きな問題として2つのことがありました。
①家事の分担
②子どもへの教育方針
です。

夫は、私と結婚する前は実家暮らしで、結婚までに大学から10年間自炊をしていた私とは、雲泥の差でした。家事は
「できる方がやる」
と、決めたのは夫です。「できる方」とは、心も体も入るので、「今日はめんどくさいからできない!」と言ってもいいということです。子どもが生まれてからも、「できる方がやる」という方針を貫きました。

さあ、想像できますか?
精神的にも身体的にも余裕があり、家事をすることができるのは
「夫」でしょうか「わたし」でしょうか。


聞くまでもなく、「わたし」の方ですよね。
今も、夫の方が昇進して、結婚当初より私への負担が増えているといえます。もちろん、私も主任であり職場でメンター的存在です。

現実は、家事・育児の負担が増えています。それでも、私はあのころよりも幸せを感じているのです。

理不尽さを乗り越える

夫を支え、がんばって自分の仕事を終わらせ、1人の時間も作れずに一日が終わっていく。
「わたしは、夫の親じゃないのに」
夫も、家事をしない訳じゃない、育児もしてくれている、でも、私から見ると納得のいかない方法ばっかり。。。
「なんでそうするの」
「こうすればいいじゃん」
そう思っていた私。その頃は、家の中は夫のイライラモードが多発していました。

今思えは、そりゃそうですよね。
残業もありつつ、家に帰れば家事のやり残しがまっていて、妻が「私はここまでやったんだから、続きはあなたがするのが当たり前でしょ。」と言わんばかりに待ち構えている(わたしのことね)。
疲れて、ビールを飲む夫に「なんで、子どものこと何もしてないの?自分の子でしょ。」と嫌味を言われる(わたしね(笑))。「今、飲み始めたところだから、後でね。」と、夫は伝えるが、私としては、「なんであなたばっかり一人の時間過ごしてるの?私だって一人の時間ないんだよ。」と、今度は責める。あちゃー。。。。
心の中では、
「私だってあなたと同じで働いてるんだから、平等じゃない!」

毎日じゃなくても、些細なやり取りが積み重なって、夫はイライラしながら家で過ごすことが多くなりました。これ、私は全て夫のせいだと思っていました。
「なんで、すぐにイライラする人と結婚してしまったのだろう。」と。

いつしか、夫の「ご機嫌」をとることが私のもう一つの役割に感じられるようになってしまいました。理不尽だ、私だってフルタイムで同じような仕事をしているのに。。。男女平等じゃないじゃないか!

そうなんです、男女平等じゃないんですよ~実際問題。できる方が、やるしかないんですよ。まずは、そういう現実を受け入れる!
そして、こんな現実にさよならしたい!
でも、仕事や生活は変えられない(現実は変えられない)、どうすればいいの?

自分を満たし「捉え方」を変えるコツ

私は思い切って、「夫婦コンサル」を受講することにしました。もう、これで変わらなかったら「離婚」でいいや!と思って「エイやー!」と始めたのです。

夫婦関係は、会社の人間関係や友達関係とは違う「関係づくり」があると思います。それは、これまで心の成長や意識のトレーニングをしてきた私だからこそ、感じたのかな。

「捉え方」を変えるコツ

  • 夫の行動の目的を見に行く

  • 自分の言葉に「優しさ」を乗せる

  • ふれる

  • 夫のすきなところを書きとめる

コンサル後に、いつもワークがあります。私はまずは、この4つを意識して生活することにしました。
特に、夫がイライラしていたり、子どもたちに強く怒鳴ったときに、一つ目の「夫の行動の目的を見に行く」を何度も繰り返して自分に言い聞かせました。

例えば
宿題を終わらせずに、遊んで夜になってしまった子どもに対して
「お前はうそつきだ!やると言ったじゃないか!」と、夫が怒鳴り叱ったとします。

パターン1
今日は、ちょっとお腹がいたいのかな。
体調が悪いのかな。職場で思い通りにいかなかったのか。

パターン2
夫は、子どもにどんな大人になってほしいと願っているのかな。
私が手を焼いているから、助けようとしてくれているのか。

というように、夫の行動の目的がどこにあるのか、何なのかを一呼吸おいて見つめました。

私が「お父さん疲れているから、自分の子が約束を破ったらさ、さらに悲しくなるよね。」「お父さん、疲れているのに怒ってくれてありがとう。」
そう夫に伝えると、たいてい「本当にそうだよ!」と言い捨てはしますが、少し冷静に変わりました。

ずっと、このコツを4つ続けて分かったことがあります。

すでに「愛」であふれている

実は、夫婦関係において「愛」はすでにあるってことです。
そう、「愛」があったらか結婚したわけですよね。

でも、人は、目に見える行動を信じようと「事実」だと認識します。一方で人の心は見えず、「愛」に気付けなくなります。自分の「解釈」が正しいとしか思えなくなっていくのです。
それは、みんな人がエゴのかたまりだから。

私の中の夫への思いは、愛があるから結婚したわけで、本当は「愛」であふれているものなんですよね。夫の行動から「愛」がないと解釈していたのは、自分だったのです。「愛」ある行動でも、自分の都合のいい「愛」でなければ人は見えないんだなと、分かりました。

夫は私への「愛」があり「家事をしたくないわけではない」
夫は子どもたちへの「愛」があり「怒鳴りつけたいわけではない」

私はそうやって、何度も自分の事実から見える「自分の解釈」を変えていきました。だから、夫の「愛」が、心や体、状況によってどんなに「行動」という変化として見えても、必ず「愛」があるんだ。と、分かりました。
夫の「行動」の奥の奥の、隠れて見えないところを見に行って「目的」を「愛」というフィルターで見ること。私の現実の見え方・捉え方をつかんだ瞬間でした。

次回へ

ここまで、読んでくださってありがとうございました。
次回は、
2.在り方を変えることで生まれた夫婦の変化

どうぞ、お楽しみに!
今日も、みなさんにとって、wonderとmiracleな一日になりますように。


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