札幌から中部圏が身近に
あした3月26日から丘珠空港の路線が増えます。フジドリームエアラインズ(FDA)が、札幌・丘珠~名古屋・小牧の間を毎日2往復することになりました。(2023年3月6日 FDAプレスリリース)
丘珠空港から出発する場合、朝10時25分発/夜19時05分発を選べます。帰路は朝08時00発/夕16時55分発なので、ほとんどの場合は宿泊が必要になるでしょう。
一方、県営名古屋空港から札幌に来る場合は、朝8時ちょうど発~夜8時55分帰着で日帰りも可能です。丘珠に着く09時40分から19時05分の出発まで、9時間ほど札幌やその周辺で過ごすことができます。これだと仕事にも便利そう。
FDAの機材はエンブラエルの ERJ-170/175 です。丘珠空港の滑走路長の都合で冬期間は運航していませんが、その滑走路を300メートル延長する気運が高まってきている今、しばらくは丘珠空港(札幌飛行場)に注目が集まるかもしれません。FDAのほかにも、新たな航空会社「トキエア」のATR72-600が、丘珠空港と新潟空港を結ぶ路線をこの6月にも開設しようとしていることですし…。
さて、FDAの札幌~名古屋路線で気になるのはお値段。ことし3月26日~9月30日搭乗分は以下のとおりです。
就航記念運賃として、2023年3月26日~4月28日搭乗分の期間限定で、片道4,500円~というのもあります。詳細はFDAのホームページなどでご確認ください。
これと競合する既設路線は、新千歳~中部国際があります。南部の常滑市にある中部国際空港と、名古屋市中心部にも近い北寄りの県営名古屋空港を比べると、岐阜県民も取り込める(岐阜駅から約1時間)名古屋・小牧~札幌・丘珠路線は、十分にいい勝負ができるのではないでしょうか? 期待しています。
※ 写真はすべて、やぶ悟空撮影