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「ヘリコプターのしくみ」

こんな本を買いました。

ネットで見かけたこの絵に惹かれたのです。どうしても欲しくなって、ポチッと購入しても良かったんだけど、散歩圏内の小さな本屋さんまで出向いて取り寄せてもらいました。


▲ 月間「たくさんのふしぎ」

月間「たくさんのふしぎ」2023年1月号「ヘリコプターのしくみ
THE FLIGHT MECHANISM OF HELICOPTERS
福音館書店発行、40ページ、付録で「ヘリコプターの歴史」付き
定価770円(本体700円+税)

ページをめくると、すてきなタッチの絵が次々と現れてきました。私好みのとてもいいかんじです。

この本の絵を担当されたのは、旭川出身の山本瑞樹さん。どうりで表紙の絵にも大雪山の山並みが描かれています。ほかにも北海道らしい景色が登場します。


▲ AW139 - JA05HP(2022年5月、丘珠空港で、やぶ悟空撮影)

ヘリコプターが飛ぶ仕組みはなかなか難しくて、正しく分かりやすい説明にめぐり合うことはほとんどなく、残念に感じていました。でもこの本には、ヘリコプターの肝ともいえる「スワッシュプレート」まで出てきます(この1ページだけで理解することは難しいでしょうけど…)。「たくさんのふしぎ」は小学生向けの科学月刊誌ですから、ある程度割り切った内容にする必要があるでしょう。

しかし、子供の柔軟なスポンジのような頭脳はなかなか侮れません。今すぐには理解できなくても、ずーっと疑問に思っていたことが何年か何十年か経った後に「そうだったのか!」と腑に落ちることがあるものです。

そんないい本に出合えたような気がしました。


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その後に訪れた原画展のことは、こちらで。


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