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女王蜂の受難の日【養蜂生活360日目】

4月初旬にもかかわらず初夏の陽気の一方で、今日は緊張の1日

①第二養蜂場の近隣の住民の方の見学
②新しい群の住み替え
③女王蜂のマーキング
④今週住み替えした青の群の様子

養蜂場に到着するとこんな感じ…ぶんぶん飛び回っています。新群は相変わらず活発で、心配していた青の群のミツバチ達もかなり元気でした。

4月の下旬に別の場所で、養蜂を開始します。サウナセンターよりも広めの養蜂場で作業はしやすいのですが、すぐ隣にマンションが立っているため、養蜂活動にはさらなる注意と配慮が必要です。
そこで、一緒に養蜂活動をすすめるメトロ設計さんとは、こまめに事前の広報活動も行いました。

そんな事もあり本日は、サウナセンターの養蜂場の見学にお越し頂きました。

ぶんぶんミツバチ達が飛び回る中、興味深くお話を聞いて頂きました。ミツバチの生態や養蜂に関する理解を深めて頂く機会になったのであれば良いのですが…
なお、このblogも事前に見ていて下さったとのことで、なんとも光栄なことなのですが、ここに書いてある以上のことは説明できないというプレッシャー😅 

さて、奥の青の群から内検。
この群は、大量に蜂児を死亡させてしまい今週の火曜日に巣箱の入れ替えを行なったのですが、かなり復活してきました。

なんと素晴らしい額面蜂児!
三年目の女王蜂ですが、本当に凄い女王蜂です。

別の枠もたくさんの有蓋蜂児。ハチミツも花粉も観察できますね。
上野公園や谷中霊園、寛永寺などの桜の蜜でしょうか…どんな味がするのか採蜜が楽しみです。

続いて、新しい群の内検です。

凄い数のミツバチ…って、写真を載せたいところですが、説明や巣箱、雄枠の準備などで撮り忘れた。。。

先週と同じ写真に見えますが、蜜がなくなっています。

この写真は、先週の日曜日に新しくいれた巣礎枠。

一週間でびっちりハチミツが溜まっている!
既に重い〜‼︎
今月中には第一回目の採蜜ができそう。

さて、、、1番お腹の痛くなる作業
女王蜂の羽切りとマーキングである。

ミツバチは群の勢いが大きく(巣が狭く)なったり、女王蜂の元気が無くなったりすると新しい女王蜂を作ろうとします。
新しく女王が産まれると古い女王蜂は仲間を連れて巣から出て行きます。これを分蜂といいます。
これ自体は、ミツバチたちにとっては自然な活動なのですが、都市養蜂を行う上で、分蜂をどう防ぐかは重要問題!

毎週の内検での新女王の誕生のチェックはもちろんですが、ちょっと可哀想なことをします。女王蜂の外羽を切ります。


こんな感じ(浦添養蜂園サイト

蜂数が多くてしかもマーキングもしていないので、なかなか見つからない…あ、見つかった。。。

でも、女王蜂を捕まえられない。
また、見失った。あっ見つけた。
逃げられた。見つけた…

マーカーの中に入れた。あっ、うえの格子から逃げ出した。捕まえた。
動く、切れない、またにげた、見つけた、逃げられた。、。

女王蜂を探すところから、たっぷり30分は格闘したでしょうか、それでもようやく羽を切り、マーキング完了。

マーキングにもルールがあるそうなので、そこに従います。

恐らく去年生まれだと思いますので「白」にペイント

悪戦苦闘しながらも、無事に女王蜂を巣箱に返しました。このまま、順調に育ってほしい。。
来週も楽しみです。

【今日の一枚】

beeスペースがよく分かります。
白く潰れているたのは雄バチの幼虫です。

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