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未経験経理を退職

自分の気持ちを文章にして整理がしたい、誰かに見てもらい話を聞いてほしい。そんな気持ちがあるので書いています。

自分の気持ちを正直に書いてあるので弱音や愚痴が苦手な方は見ないことをオススメします。

今までのいきさつは以前、自分が書いたnoteを見ていただければ分かりますが、ここでも少し説明します。

新卒から10年間勤めた食品工場を結婚に伴う引っ越しで退職

別の食品工場に入社するも適応障害を発症し、わずか1週間で退職し軽い鬱状態に。

医薬品配送の仕事を約3ヶ月で退職

派遣で未経験経理をするも約5ヶ月で退職

今は8月2日。9月からは医薬品製造の会社で正社員として働くことが決まっている。面接のやりとりでは年収も今までで一番高くなる。

勤務時間も7時間15分となり、勤務時間も減り条件面だけを見たらとても良い。

この医薬品製造の会社を見つけ応募したのが6月上旬の頃だった。ということは直近の経理を3ヵ月経つ頃には辞めようと決断していた。

初めから辞める前提で入社したわけではない。
1社目で繁忙期で忙しくとも必死に働きながら簿記2級を独学で取得し、資格を活かした経理をしてみたい。

そんな気持ちだった。

上司に言われたことは、とにかくメモを取っていた。家でマニュアルを見て勉強もしていた。

工場の経験しかなかったため、言葉遣いや電話対応が不適切でめちゃくちゃ怒られていた。

それでも自分なりに一生懸命やっていた。

7月末で退職したので2日経過して、今は8月だけ働ける短期バイトを探している。9月からは次の会社だから。

妻もいることだし安定したい。
ただ、結果は経理を辞めてしまった。
毎度、次こそは上手くやってやると思うもうまく行かない。

どうして辞めたのか、思い返してみる。


思えば入社1ヶ月目の頃には違和感を覚えた。

直属の上司。
見た目が高圧的でとても怖く、関西出身だからなのか口調もとてもキツかった。入社して萎縮してしまった自分がいた。

それだけなら時間が解決する。
問題は彼の教育方針だったのかもしれない。

彼の口癖や考え方は「自分で考えろ」だった。
自分で解決してこそ自分の血肉になる。
そんなことを思っているのだろう。


なにか分からないことがあれば質問をする。
尋ねる。当たり前のことだと思う。入社したてなのだから。インプットをしなければ皆が当たり前にこなしている仕事も捌けないから。

自分も分からないことにぶつかった時、上司に即質問はしていない。5分考えて、それでも分からなければ上司に質問するようにしていた。

それで分からないことを質問する。
すると彼は「自分で考えろ」と言う。

『自分で考えても分からなかったから聞いてるんだろ、バカ野郎』そんなことを思った。

これが何度も続くと分からないことがあっても質問ができない。次第にコミュニケーションが取れない。そんな状況に陥ってしまった。

時に彼は「分からないなら聞け」と言う。

私がミスをしたときが主なタイミングである。

そして、いざ分からないことを私が聞く
すると彼は「自分で考えろ」と言う。

?????????

トンチかなにかか?
俺はなにか試されているのだろうか?
はたまた彼は二重人格か?

そんなことを思う日々だった。

彼以外の逃げ道があればまだ良かったのだろう分からないことがあれば他の人に聞くことができたら……

勤めていたときの私の仕事は彼のお手伝いみたいなもの。同じ部屋で働く人は沢山いるのだが、自分の分からないことが上司以外には分からないのだ。

結果、分からないことだらけにも関わらず教えてもらえず、入社して約5ヶ月経過しても成長している実感が全く無かった。
できない仕事がずっとできないままだった。

この状況では今できない事も、いつかはできるようになる。そんな風には思えなかった。
見て学ぶ、という言葉もあるが経理という複雑な仕事ではそれもできない。単調(単純)作業の仕事なら別かもしれないが。

『上司と相性が酷いレベルで合わない』

これが一番大きな理由だった。

考え方だけではなく萎縮してしまいコミュニケーションが取れなかったのも要因だろう。ほとんど関わることはなかったけど、たまに話しかけてくれる人達もいた。

上司に萎縮しているだけなら他の人とだったら特に問題ないのでは? そう思っていたが萎縮してしまう職場環境だと、どうやら他の人に対しても塞ぎ込んでしまっていた。

話し相手がいればまた少しは変わったのかもしれない。ただ、残念ながら歳が近い人もいなければ仲良くなれそうな人もいなかった。
なので職場ではほとんど無口だった。

そんな状況だったため、第3者から見たら自分は引っ込み思案で話しかけづらい人。そんな風に見えてしまったのかもしれない。

『上司と馬が合わなかった』
『孤独で辛かった』

それ以外にも『おれ、事務職向いていないかもしれない』そんな風に思うようになった。

これは事務職を初めてやってみて思ったことだが、事務職をしてる人って優秀だと思った。

一般事務と経理は違うかもしれないが、約款やら会計処理に関する法律。その他にもたくさんあるが経理や事務職は常に勉強が求められ、まともな職歴が工場勤務しかない自分には求められるレベルが高すぎた。

それについていけない自分がいた。

自信はどんどん失っていき、1人ぼっちで
しかも約5ヶ月間勤めたが成長を感じられない

辞めようと思うのも時間の問題だった。

そして最後に、仕事を一切振ってもらえない。
これも理由の1つだった。

とにかく暇で苦痛だった。
忙しすぎて忙殺されるよりはまだマシかもしれないが、なにもさせてもらえないと病む。

社内ニートというやつだった。

仕事を教えてもらえないのと振ってもらえないので仕事の幅が広がることがなかった。パソコンを起動してメールチェックをして、あとは仕事をするフリを定時までやり続ける。

冗談抜きでこんな日がたくさんあった。自分で仕事を見つける努力もしたし、シュレッダーのゴミ回収をしたり、念入りに掃除をしたり時間を潰すのがとにかく大変だった。

なにかお手伝いできることありますか?
なにかやることありますか?と聞いても

『特にないから自分の仕事してて』と上司に言われる。いや、自分の仕事がないから聞いてるんだが??と言いたかったが、揉めるのも嫌だから我慢していた。


改めてまとめてみると

『上司ととにかく合わなかった』
『孤独で辛かった』
『経理に自信を無くした』
『仕事が一切振られず苦痛だった』

この4つが主な原因だったとNOTEを執筆していて改めて気づかされた。

ここまで愚痴を書いてみたが客観的に見てみると自分が悪かった部分も沢山あるだろう。


上司と馬が合わないなんて、よくあることだし
なんならそれが普通と言われれば言い返せない

孤独で辛かった、とは言うが自分から声をかけるなどコミュニケーションを意識して努力していたのか?と言われれば、胸を張って努力をしていたとは言えない。萎縮してばかりだった。

自信を無くした、とは言うがそもそも自信なんてなかった気がするし。未経験で飛び込んで、なるようになるだろう、なんとかなるやろ。
そんな軽い気持ちで飛び込んでいたから。

やる前からアレコレ考えていたら多分、未経験経理なんて怖すぎて飛び込めなかったと思う。

仕事が振られない件に関してはどうだろうか

私の能力値の問題で仕事を振っても、どうせ上手くやれないしミスされて修正するのが面倒→なら自分でやる、と上司は考えたのかもしれん

もし、そんな考えがあったのなら気持ちはわかる。自分も工場で働いていたとき、教えるよりも自分でやった方が早いと思う瞬間は沢山あったから。

でも、その考えで仕事をしていたら周りの人間は成長しないだろう。

色んな不満や不安が沢山あった。でも、たしかに言えることは経理を経験できてよかったと思う。自分には適正がなかったが未経験で経理として雇ってくれるところなんて中々ないから。

売り手市場とは言われているが事務職や経理は需要がありすぎるため、前の職場から採用を貰うまで中々受からなかったから。

どうか次の職場では健やかに働けますように。

どうか次の職場は良い職場でありますように。

それを願うばかりです。

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