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消費と投資 #03
前回の#02までで消費、投資・借金・貯金・浪費に触れましたが、今回改めて「投資」に焦点を当てます。
《唯一万人に平等なもの》
単なる会社員であろう読者や筆者と、イーロン・マスク氏や前澤氏のような富豪では、保有資産に大きな差はあれど、天から唯一平等に与えられたものは何か分かるでしょうか。たった一つの”命”もそうかもしれませんが、「1日24時間」という有限の時間です。では、例えば時給2,000円で彼らと同じ数百億円、数千億円の資産を築くには、いったい残りの人生(40代なら残り40年、50代なら残り30年…)で、1日あたり何時間働く必要があるでしょうか。理論上、間違いなく24時間を超えるはずです。
《兵隊を生み出す?》
ではどうするか、というと、例えば「あなたが2人」いれば、単純計算で必要な時間が1/2に、3人いれば1/3に、4人いれば1/4に…となる。「あなたがn人」ではファンタジーの域を出ませんので、少し言い回しを変えると、「兵隊」を生み出すことで、「時間」を生み出せるのです。では、この「兵隊」はどうやって生み出すのか?
あくまで筆者の私見ですが、「兵隊」の生み出し方は2つ。1つは「人間」、つまり従業員を雇う、もう1つは「お金」です。「お金」に働いてもらう、これが「投資」だと考えています。
《リスクを考えると…》
では、「人間」という兵隊と「お金」という兵隊、どちらがリスクが低いでしょうか?
「人間」という”兵隊”に働いてもらうとは、あなたが経営者となって従業員を雇い事業経営するということです。人を雇う場合、成功すれば良いですが、失敗した時あなたは従業員やその家族を守れるでしょうか。非常に難しいと思いますし、やはり経営にはそれなりの手腕とセンスが必要です。
一方の「お金」の場合はどうでしょうか? 最悪のリスクは投じたお金がなくなるというだけで、他者を巻き込まず誰も傷つけません。
もちろん価値観は人それぞれですので、唯一無二の『正解』はありませんが、少なくとも筆者はお金に働いてもらう方がリスクは小さいと考えています。人間は感情を持っていますが、お金は、、、です。
《時間を生み出す戦い方》
「時間」は有限であり、同じ条件の「時間」では有利に戦えません。だからこそ「時間を生み出す」ことで合理的に戦うことが重要ではないでしょうか。次回、4回目でこのシリーズ最後にしようと思います。