外水氾濫(がいすいはんらん)って何? どんな対策があるの?


最近、台風や大雨で川があふれるニュースをよく見かけますよね。こうした水害の一つに「外水氾濫(がいすいはんらん)」があります。でも、「どうやって防ぐの?」と思う人も多いはず。実は、外水氾濫を防ぐ特効薬(ぜったいに効く方法)はないんです。だからこそ、いろいろな対策を組み合わせて水害を防ぐ工夫が必要になります。

外水氾濫ってどんなもの?

外水氾濫とは、川の水が増えすぎてあふれ、周りの街や家に流れ込んでしまうことです。特に大雨が降ったときに起こりやすく、低い土地や川の近くでは大きな被害が出ることもあります。

外水氾濫を防ぐための対策

外水氾濫を防ぐには、いくつかの方法を組み合わせることが大事です。ここでは、代表的な対策を紹介します!

① 地下河川(ちかかせん)で水を逃がす!

市街地(ビルや家が多い場所)では、川を広げるのがむずかしいことがあります。そこで使われるのが地下河川です。

地下河川とは、道路の下などに作られた地下の川のこと。川の水があふれそうになったら、一時的に地下に流し込み、水位を下げる仕組みです。こうすることで、街への被害を減らすことができます。

② 土のうや止水板で家を守る!

個人でもできる対策として、**土のう(どのう)や止水板(しすいばん)**を使う方法があります。
• 土のう … 砂が入った袋で、水の流れをせき止める
• 止水板 … ドアや玄関の前に取り付けて、水が入らないようにする

こうした対策をしておくと、大雨のときに家への浸水(しんすい)を防ぎやすくなります。

③ ハザードマップで安全な場所を知る!

ハザードマップを見たことはありますか?これは、洪水(こうずい)や地震(じしん)などの災害が起こりやすい場所を示した地図です。

自分の家や学校がどのくらい危険なのかを確認し、安全な避難場所を知っておくことがとても大切です!

まとめ

外水氾濫を防ぐには、特効薬はなく、地下河川・土のう・ハザードマップの活用など、いろいろな方法を組み合わせることが大事です。もしものときに備えて、今のうちに家族と話し合ったり、ハザードマップを確認したりしてみましょう!

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