日記③、半径10キロ圏内の縁を切った話
私は、蹴られた。同い年の女性に。
自転車も蹴られた。同い年の女性に。
完全にとばっちり。私はM属性ではないのだ。
私は激怒した。
心の中で密かに。
去年の11月頃の話だ。
(※宜しければ、雑談#5 も見てね)←🔗
私は部活帰り、夜11時頃に地元浅草を自転車で駆け抜けていた。
「眠いし、おなかもすいた…」
私は、そんなことを考えながら近場の細長い公園に差し掛かった。
この公園、街頭が少なく作られている。
5メートルほど近づかないと人物照合できない。
そのぎりぎり圏内。
私は地元の友人A(男)を見つけた。
Aは同じマンションの上の階に住んでいて、小学校、中学校と一緒の学校に通っていた。
腐れ縁、なのだろうか。
仲が良くも悪くもない。会ったら談笑する知り合い程度だ。
「おー」
お互いにあいさつ。
そこで私は、公園に数人の男女がいることに気づいた。
見渡せば、皆知り合い、というか小学校一緒だったメンツだ。
飲み会でもしていたのだろうかと思ったが、公園の土の地面に白いものが大量に落ちていた。
「なにこれ?」
「パイ投げクリーム」
聞けば、彼らのうち一人(B(男))が誕生日だったらしい(Bとはあまり喋ったことない)。
居酒屋で祝ったあと、ここまで来てパイ投げに転じたらしい。
後片付けの最中だったみたいだ。
次第に私を認知し始めた彼らは喜々と声をかけてきた。
私が人気ではない。
私は、地元浅草では滅多にお目にかかれない希少種のようだ(そうなのか)。
さて、この状況で会ってしまったら手伝うしかない。
そして、手分けして作業することとなった。
これが、問題の始まりだった…。
まず、わかりやすくいる人間を紹介する。
下図を見てほしい。
こんな勢力図があった(らしい)。
当時私は知らなかった。
そして、手分けのグループである。
A,B,C(女)→水汲み
D,E,私→待機&ゴミの回収
つまり、AはまずBとCの仲を取り持つために2人を水汲みに誘った。
この後、Aだけ先に帰ってきてBとCは2人で帰ってくることになる。
そして、残されたのは何も知らない私とE(女)、そしてAの好きなD(女)。
Aとしては安心してたのだろう。
ここで問題が起きる。Dが
「近くに公園あるからそこに水汲みにいかない?」
何も知らない私たちは二つ返事でOK。
ただ、Eが
「1人は残った方がいいよね、私残る」
と言って私とDを2人で行かせた。
ここに問題が起こる。
帰ってくると、Cが激怒した。
私に掴みかかってきたのだ。
「!?!?」
当然、この時の私はσ(∵`)?である。
彼女は、私とDが2人っきりになったことに怒っているのだ。
その矛先は同じく何も知らないEにも…。
目も当てられない状況である。
「なにしてんのアンタら?ねぇ!?」
「いや、水汲みに行こうと…」
「待ってろっつったよな?あ?」
「こっちがどれだけ考え…クソッタレ」
「私が提案したから…」
「テメーはなんで行かせたんだよ?」
「いや、特に意味は…」
「まじ空気読めねぇ」
正直ちびるかと思ったマジで怖かった。
そして、私はCによって自転車を蹴られ、私本人もケツに蹴りを入れられた。
とりあえず、その場をなんとか収めてそれぞれ帰路に着いたのだが。
私とマンションが同じAに、さっき何が起こってたかを説明してもらったのである。
Aもさすがに困惑気味だったが…。
私は家に帰り、考えた。
こいつらと仲良くしてていい事あるか?
いいや、ない。
今まで地元の友達の、面倒な誘いや何かとすぐ集まりたがる習性にうんざりしていた。
これが決定機となったのである。
「22,3の成人した男女のグループ恋愛なんて聞いたことない…。くだらなすぎる。これらに関わるくらいなら、地元離れた方がマシだ」
そう思ったのだ。
まあ、現実的に今すぐ実家を出るのは難しいのでネットの環境から彼らを除外することにした。
LINE、Twitter、Facebook、Instagram等SNS全般にて、彼ら地元民のフォローを外しブロック。
その後、探されるのも嫌なのでアカウントごと変えた。
いやいや、その後はほんとに楽になった。
自由に動けるし。
つまり、好きな時に、好きな友達と飲み、遊ぶことができるようになった。
そこだけストレスフリーになったのだ。
考えてみれば、普段のストレスを発散するために飲んだり遊んだりしてるのに、逆にストレス抱え込むっておかしな話だったんだよね。
今となっては過去話だけれど、当時はほんとにきつかった。
ただ、それだけのお話。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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