現役シングルマザーより。
---以下説教くさい長文---
■離婚を決断するかどうか
もちろん生命の危険が及ぶ場合は即座にですが
それ以外の場合、
自分が離婚後にほんとに後悔しないか
子どもにとって何が一番いいのか
この2つに尽きると思います。
まあ、子どもを真ん中に考えれば後悔も少ないです。
■無事離婚が成立したあと
でも、まー決断して、ぶじ離婚が成立しても
やっぱり後悔はあります。
それは、たとえば受験に失敗したのと同じで
普通の人間なら自然の感情なので、
しばらくは痛みと静かに向き合うことになります。
地元に暮らす方なら、お友達やママ友さんが
きっと支えてくれると思います。
私みたいに20年地元を離れて戻った場合
最初は誰一人知り合いはいませんけど
お子さんが集団生活にはいれば
自然と人のつながりが生まれます。
まずは地元に生活の基盤作ることが先決。
■新生活が安定してきたら
つぎに、地に落ちた自己肯定感※を育てる。
※「自分の短所も認めて肯定する」
という意味です。
子育てにではなく、自分に対して。
自分を受け入れ、愛してあげてください。
自分は今できることを精いっぱいやってきたのだと。
そういう意味では普通のあたり前の母親と同じ。
自分を特別視しない、他人の境遇と比較しない
そして、自分の気持ちを子どもに影響させないこと。
■だいぶ心臓に毛が生えてきたら
今まで離婚や生活のゴタゴタで、
育児=身の回りのお世話
みたいなことになりがちだったと思うけど
この段階になったら心に余裕を持って、
子育てを楽しめるようになると思います。
そしたら、ほんの些細なことでも
幸福感を感じられるようになるはず♥
■そしてその先は.....
実はここからが人生の時間軸にしたら
一番長い方が大半だと思うのですが、
子どもはどんどん健やかに成長していき
自然と親離れが始まります。
ひとり親は子との物理的な距離を離しつつ
やがてくる孤独な老後という茫々とした大平原に
たちむかうことになります。
都会のひとり親の方なら進学、就職後も
お子さんが結婚なさるまでは
同居可能でしょうけど
地方は18歳過ぎたらもう一人で暮らします。
かつての私がそうであったように。
私はいまここにさしかかりつつあります。
けっこうシビアかも。