女の賞味期限、生き物の賞味期限
こんな映画が公開されたらしい。
卵子提供や婚活に30歳という制限があることに対して、
「なぜ社会に自分たちの価値を区切られなければ行けないのか。30歳を越えた女は賞味期限が切れてて無価値なの?」
という内容らしい。
正直これはナンセンスだ。人間としての価値、パートナーとしての価値を表す婚活についてと、生殖能力を表す卵子提供についてを混同するのは全くナンセンスだ。
生物学的事象をとジェンダーとすり替えても意味はない。
だって実を言うと精子提供にだって女性より期間が長いけど年齢制限があるはず。
生物学的なことと、種としての子孫を残したいという本能は変えられない。
40歳だって子供が産めるのに
などと夢物語を語るのではなく、出産の適齢期に関する知識の流布と、子供を産んでも社会的に損をしない仕組みを作ること。
そして、なにより私たちも、子供が欲しいのかどうか、産みたいのかどうか
一度真剣に向き合うが必要かも知れない。
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