あと10年で死ぬらしい記

占いの世界じゃ生年月日から寿命算出する公式があるらしい。
と最近知って、検索かけたら簡単に見つかった。

寿命占い。
生年月日と血液型入れて鑑定アイコンタップしたら結果がスルっと出てくる。
私の生年月日でA型の人はあと38年生きるそう。お気の毒過ぎん。
一の位まで算出されてる辺り、具体性があって大変結構。

私は残り10年だった。一の位まで計算するツールが10年言うんだから、まぁ、もう、10年なんだろう。
占いの世界では。
大体10年とか言われるよりずっといい。

10年後の誕生日付近に事故でいきなり死ぬそうだ。
M属性ないから即死で頼みたい。
ピンピンコロリの価値がわからんほど子供でもない。私はどうも、ピンピンバーンで爆発四散しそうな占い結果だったけども。
誕生日は20日ちょっと前に過ぎた。
10年後の今頃、私はいないかも知らんわけだ。
最高にいいね。空が青い。
11年目迎えたら「10年で死ぬっつったじゃん！」て地団駄踏むこってしょう。

占いはいいことだけ抱きしめて希望見出す派閥なので、今回も抱きしめることにした。
このnoteは、私が抱きしめた希望の記録になる。
明日死んでおかしくない世界で、本当に10年後死ぬのか、10年も生きられるのか、に興味がある。
そのための記録になる。

今日は心理的安全性が既に臨終してる職場で、身体を冷やされすぎながら国民の義務を果たしてきた。
お局様と、お局様を取り立てた窃視症ショルダーハッカー上司野郎様と、決裂したのは先週だ。
同じオフィスにいるだけで心がすぅすぅする。物理的に冷房も効きすぎてる。
背中と自意識が薄ら寒い。

そんな中、
「でもあと10年で死ぬしなぁ！！」
て思うとハッピーになって満たされた。
ニコニコしちゃう。
今日職場で何回ニコったか知れない。
幸せにはなってない、ハッピーになった、というのがミソで、「頭がハッピー」て、字面が大変アレで良い。

中年の危機を経て、「死んだらそらそれで最高のハレの日って事で」て心境に落ち着いた。
あと10年ね。
当たるも八卦当たらぬも八卦。
老後の心配しなくていいんなら悪かないんじゃないか。