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クォーターライフクライシスを生き延びるための10曲

今月末に退職を控えるも、来月からの仕事が決まっておらず路頭に迷うアラサーがせめて死なないために聴いている音楽です  困っている人は参考にしてください   がきんちょのうた/清竜人 この曲が収録されたアルバム「PEOPLE」を聴いてると、柄にもなく人生がどうとか世界がどうとかスケールの大きいことを語り出してしまいそうになる。 清竜人は人生の悲惨さからも目を逸らさず赤裸々に人間の全部を描き出すアーティストだから大好きだ。 がきんちょのうたは「PEOPLE」の中で一番聴いてい

    • 何もなく全てがあった20代

      20代がもうすぐ終わってしまう。 本当は印象的だった出来事の数々について子細に書きたかったんだけどもうそんな余裕はないので簡単に自分の20代をおさらいしようと思う。 この文章が、30代の良いスタートを切るための助走になることを願っている。 大学時代 地元にいた頃の比じゃないくらい多くの人や物とのつながりを持ったせいで心がキャパオーバーになった。沢山傷つけられたしその分傷つけもした。浮かぶ言葉はごめんねばかり。周りの善良な人たちに対しても躊躇無く体当たりをしていっているような

      • 20代を振り返る①

        今年20代が終わるので、印象的だったことをしたためておきたいなと思い筆を執った。何者でもない人間のかけがえのない何でもないような記録。身バレが怖くてあまり書いてこれなかったことも勇気を出して書いてみようと思う。とりあえず①にしてみたけど②以降が書き進められるかはわからない。 実家の愛犬が亡くなる 致死性のてんかんで15歳で亡くなってしまった。 てんかんの発作が起こったのは親族のお葬式の日の朝。お葬式の前に病院に連れて行ったらそのまま入院。数日後に息を引き取った。 親族は犬

        • お金が無いから 遊びに行けないね

          世間がようやくGWに突入した。心底ほっとした。不登校の子が夏休みを迎えるときもこんな気持ちなんだろうか。 私は今月から無職になった。半年以上前から3月に仕事を辞めることを決めていたにもかかわらず、転職活動に本腰を入れることもなく、惰性で求人に応募して順当に選考に落ちてを繰り返し退職の時を迎えてしまった。 この1ヶ月は焦ったり開き直ったりで自分でも心の状態を捉えるのが難しかった。 開き直りモードからのスタートだった。平日勤務土日休みの職場にいたから、せっかくならこの機会に平

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        クォーターライフクライシスを生き延びるための10曲

          私立恵比寿中学2024春ツアー大宮公演感想

           先日、私立恵比寿中学の「私立恵比寿中学 15th Anniversary Tour 2024 ~the other side of indigo hour~」大宮公演を鑑賞した。素晴らしいライブだったので、感じたことを文章にしてみた。ビバ・拙文。(※ネタバレあり)  私は「indigo hour」の音楽性がめちゃくちゃ好みだ。元々電子音楽が好きで、前作に収録されている「きゅるん」みたいな曲がドンピシャなので最近の楽曲の方向性の変化(というよりも更なる多様化というべきか)は

          私立恵比寿中学2024春ツアー大宮公演感想

          男に生まれたかった

          ふくらみの無い真っ直ぐな体躯に憧れている。 電話に出るときめちゃくちゃ声が高くなってしまう自分に嫌悪する。 ときどき男の身体で生活する自分を夢想しては自分の現状に悲しくなる。 「薬指が長い女性は男性ホルモンが多い」的な真偽不明の情報に嬉しくなる。私は人差し指に比べて薬指がかなり長いから。 でも、今ここにある私の身体はくびれていて、腰つきは丸みを帯びているし、そんな情報なんの意味もない。 男性ヘの憧れが恋愛感情ではなく文字通り憧れの感情だったと気づいたのはつい最近だ。 叶わ

          男に生まれたかった

          自己紹介

          名前:やかん  とにかく無機物になれさえすればそれでよかった。 年齢:20代後半 居住地:関東 性格:わりかし真っ直ぐ、せっかち、自尊心が低い、ボケるのが好き、感動しい 好きな食べ物:チョコ、なめろう 好きな花:あじさい、芍薬 好きな動物:犬、ラッコ、プレーリードッグ、鳥全般 好きなアーティスト:tofubeats、Have a Nice Day! 好きなテレビ:有吉の壁、ゴッドタン 好きなラジオ(ポッドキャスト含む):空気階段の踊り場、真空ジェシカのラジオ

          明るい語彙を増やしたい

          転職活動をしていて、志望動機やら前職で頑張った経験やらを言語化するのが信じられないくらい苦痛だということに気がついた。文章を考えるのは比較的好きなはずなのにどうしてか。 どうやら自分は社会を生き抜くための言葉を抵抗なく綴ることができない病気っぽい。自分がこれまでの人生で上手く積み重ねられたのは、自分が自分のままでいるためのざらざらとした言葉だけだ。 何でみんなそんなに嘘みたいな、スッカスカな、誰が得するのかわからないような、くだらない言葉に意味を吹き込んで社会に溶け込んで

          明るい語彙を増やしたい

          アウトプットひたすら

          私は何かを人や物から受け取る能力は人並みにあるつもりだけど、自分から何かを相手に手渡すことが本当に苦手だ。具体例を挙げると、人と話す時に自分が本当に伝えたい言葉が咄嗟に出てこないし、そればかりか思ってもいないようなことばかりが口をついて出てしまい、後悔する。 文章を読むのは好きだが、その割におそろしいほど創作ができない。人の話を聞いて含蓄を察したりするのは得意だけど、自分の口から出る言葉はいつも体裁こそギリギリ大人のそれではあるが、中身は支離滅裂で空虚なものだ。 常に脳の

          アウトプットひたすら

          人間活動をしたい

          3月末で仕事を辞め、無職になった。内定はまだ無い。 学生の頃から求職活動が苦痛だった。社会に出てバリバリ働くぞという気持ちはちゃんとあった。しかし、就活の制度自体がどうも受け入れられず、働きたいのに求人には応募したくないみたいな意味分からない時間が何ヶ月も続いて発狂寸前だった。 そもそも、真剣に自己分析をしたら、ウケの良い自己PRなんか書ける訳ない。自分の長所は良く解っているけれど、外面さえ良ければあとはどうでもいいようなこの社会には全く必要とされないものだ。その上求職活

          人間活動をしたい

          私はただ誰かに助けてほしかっただけなのかもしれない(恋愛指向についてのメモ)

          昨夜から某アイドルのDJイベントに参加していて、最高の気分で今朝帰宅した。風呂に入ったら目が冴えてしまいなかなか寝付けず、考え事をしていたら突然あることに気がついたので忘れないようにとXの下書きにそれをメモしてから就寝した。以下メモである。 起きて見返して「これだ!」と思った。男性アイドルよりも女性アイドルの方が断然好きだけど、身のまわりの人でいうとどちらかといえば男性の方に関心があるような気がする。この現象はなんなのかについての結論が急に出てしまった。 私は、いつでも心

          私はただ誰かに助けてほしかっただけなのかもしれない(恋愛指向についてのメモ)

          2023年振り返り ~よかった曲編~

          本当はもっともっとあるんだけどもう今年中に書き終わらないから3曲でとりあえず諦めた ・Fucked Up!!/lil soft tennis lil soft tennisはどの曲聴いてもたぶん私と聴いてきた音楽ほとんど被ってるんだろうなと思えるくらい何もかもが好みでテンションが上がる。 年齢を重ねると、同世代や自分より若いアーティストが増えるから、その人のルーツとなった音楽が結構分かるようになるので嬉しい。最近だと、君島大空の音楽に懐かしさを感じてたけど東京事変好きっ

          2023年振り返り ~よかった曲編~

          クワロマンティックを自認した話(好きな人とは一生友達でいたいよ)

          自分のことを客観的に見られないことが長年の悩みだった。自分の状態を頭の中でさえも言語化する気がなかったのだから当然だ。 それがどんなに稚拙な言葉であったとしても言語化は大事。先日、昔自分が陥っていたセルフネグレクト状態についてほんの少しだけだけど言語化出来たことでより強く思った。言語化はどんな薬より精神に効くしかけがえのない自分を形作るのに最低限必要な条件だと思う。 今日は最近自認したクワロマンティックというセクシュアリティについて書きたい。これを書くのは自分のためでもあ

          クワロマンティックを自認した話(好きな人とは一生友達でいたいよ)

          セルフネグレクトをしていた自分を振り返る

          私は来年30歳だ。自分の年齢が一つずつ増えていくこと自体には恐怖を覚えるが、身体機能の衰えや容姿の劣化なんかはあまり心配していない。 大学時代の生活が悲惨だったから、そのときより身体面でも精神面でも健康的に生活が出来ている=当分元気で若々しくいられるのでは?という全くもって根拠のない自信が湧いてきてしまうのだ。 大学時代の私は4年間丸々セルフネグレクト状態だった。 きっと一度部屋に1週間ほど籠もって本気で部屋の片付けをすれば余裕で立て直せたはずの生活。それが「なぜか」出来

          セルフネグレクトをしていた自分を振り返る

          自分の人生が手に負えない

          何不自由なく暮らしているのに、自由に押し潰される感覚。 自分の人生に追いつけていないような気がしている。人生に本質なんてものはないのに。自分はどこまでも自由だから、壁がどんどん高くなっていく。 これからはどこに住もう。どんな仕事をして、どんな人と時間を共にして、どんな音楽を聴こう。そんなことを想像しても、あらゆる可能性の中から理由もなく(でもなぜか主体的に)一つを選び取ってしまう自分の姿が浮かび、不安になってしまう。 自分は何にでもなれるし、どこにでも行ける。人生は際限の

          自分の人生が手に負えない

          心を溢れさせないためにひたすら書くしかない

           私は心のキャパが狭い。悪いことはもちろん、良いことも私の中に入りきらない。ちょっとした幸せも、快楽も、私にとっては混乱なのだ。  多分、言語化できていないたくさんの感情が占拠しているのだと思う。この際言語化して排出してしまいたい。 最近考えているとりとめのないこと ・子供を産むか産まないか、女に生まれた以上どちらか決めなきゃいけないの本当にしんどい 生殖機能なんてはじめから要らなかった トランス差別している人たちとかには到底分からないだろうが、性の在り方は趣味嗜好なんか

          心を溢れさせないためにひたすら書くしかない