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新規事業準備

10月初旬。

昔のことを思い出し、昔の知人にメールを送った。

昔お付き合いがあったとはいえ、あれからしばらくの時間が経過している。

懸念していたことは、覚えていてくれているかどうかだった。


メールを送信後、間もなく返信があった。

気持ちの良いスピードでの返信だった。


考えてみたら、こちらからメールを送った後、すぐに返信してくれる人は少ない。

「忙しいから」が、理由なのかもしれない。

「時間があれば、すぐに返信するのに・・・」

という考え方が成立しているのかもしれない。


幸か不幸か、その考え方を肯定できなくなってしまった。

「時間がないからできないという人は、時間があってもできない人。」

という考え方が身に付いてしまった。


6年前、当時の取引先との関係で、新規事業の一環として、色々と動いていた時期があった。

彼とは、その時に知り合い、しばらく疎遠になっていたが、幸運にも、ぼくのことを覚えていてくれた。


すぐにリモート会議で打ち合わせをすることになった。

リモート会議に至るまで、半日もかかっていない。

本当に気持ちの良いスピード感に嬉しい限りだった。


あれから6年。

お互い、状況は変化していたが、お互いにとって良い環境であることを実感した。


「利害関係」

という単語で片付けるつもりはないが、お互いにとって「Win-Win」の関係を築く好機と解釈できた。

まずは、相手の「利」に焦点を当てることにした。

彼の「利」を探求することにより、自分自身の「利」を得ることができるという確信があった。

「彼が、こちらに求めること全てを満たすべく、アクションを起こしてみよう!!」

そんな気持ちに落ち着くまで、時間がかからなかった。


あれから2カ月弱が経過した。

毎日のようにメールのやり取りがあり、毎日のように打ち合わせを行っている。

人間関係構築のために必要なのは、「共有する時間の長さ」なのかもしれない。

やり取りの中で、距離が縮まっていることを実感できている。

嬉しい限りである。


この2カ月、バタバタした毎日が続いている。

このバタバタ感が、良い方へ導いてくれているような気がする。

他に片付けなければならない仕事も、時短を意識しながら進めることができているような気がする。


この流れのまま、今年を終えたいと思っている。

来年の今頃、どんなことを思い、考え、感じながら、どんな風に過ごしているのだろか。


来年の今頃を楽しみにしながらも、今、集中すべきことに集中していこうと思っている。


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