ママンに送る詩㉙『オモニカアサンニ』
夕暮れ時に外にでたら
近所のおばあちゃんが通りかかった
「あなた、本当にお母さんそっくりね」
久々にそう言われたよ
昔は母さん似としか言われなかったのに
最近は親父似としか言われない
あなたがいつもそばにいてくれているみたいで
なんだか嬉しい気分になりました
僕はこれからも
主に母さん似ということでいいですか?
親父似だけは勘弁してほしいからさ…
【あとがきのようななにか】
ここに出てくる近所のおばあちゃんは、御年88歳(たしか)。今でも元気に駅まで歩いて買い物に行くパワフルおばあちゃんです。僕ら三人兄弟が小さい頃から知っていて、母が亡くなった時もお線香をあげに来てくれました。
おばあちゃんが長い間見てきた母と僕を似ていると言ってくれたので、それはお墨付きをもらったようなもの。
ただし、僕の両親は、夫婦として年月を経るにつれて、だんだん似てきていたように思いますので、残念なことに、僕は親父にも似てきてしまっているのでしょう。
ちなみに兄と弟どちらとも、両親どちらにも似ていません。
ちなみに「オモニ」は韓国語で「お母さん」。
タイトルの「母さん」を韓国語にして片仮名で書くと「オモニオモニニ」…
また、しょうもないタイトル先行で、散らかりがちななんでもない文章を書いてしまったわけですが、今日も生きながらえさせてもらっています。
あなかしこ、あなかしこ…
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