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映画クローゼットのあらすじと感想【韓国版オカルトも良い!】

こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。

韓国映画は大好きで最近よく観ます。

今回はTSUTAYAの宅配レンタルで昨年公開された「クローゼット」を借りてきました。

予告を見て暗いオカルト映画だなと感じましたが、何とキャストにハ・ジョンウとキム・ナムギルが出演していることに興奮したんです!

ハ・ジョンウは、「チェイサー」(2008年)での連続殺人鬼役、「テロ・ライブ」(2014年)でのテロ爆弾犯と生放送で交渉していく、テレビに返り咲きたくて必死のアナウンサー役など次々とヒット作に出演している韓国のトップスター俳優です。

キム・ナムギルは、ドラマ「サメ~愛の黙示録~」での復讐のために愛する女性に刃を剥ける男役、映画「殺人者の記憶法」での連続殺人鬼役として、クールな残酷な役を演じています。

オカルト映画で、この2人がどんな役を見せてくれるのかとても楽しみにしていました♪

今回は、この映画「クローゼット」のあらすじや感想をご紹介しますね。

製作年:2020年
時間:98分
監督:キム・グァンビン
出演:ハ・ジョンウ、キム・ナムギル、ホ・ユル等​

映画「クローゼット」のあらすじ

まずは、映画「クローゼット」のあらすじをご紹介しますね。

主人公のサンウオン(ハ・ジョンウ)は、自分のわき見運転で同乗していた妻を死なせてしまい、娘イナ(ホ・ユル)はほとんど話さなくなり、自分もパニック障害になってしまいました。

サンウォンは、イナとの仲を修復するべく、環境を変えようと思い、緑の多い郊外へ引っ越すことにしました。

ある日、イナはクローゼットの中から誰かの声が聞こえるのに気づき、開けてみると古い人形がありました。

その人形を手にしてからのイナは、何だかとても明るくなりましたが、サンウォンは、イナしかいないはずの部屋で誰かがおしゃべりしている現象やクローゼットから恐ろしい顔をした老婆が飛び出してくる夢を見たりなど、気持ちが不安定になっていました。

サンウォンは、パニック障害で休んでいた仕事を取り戻すために必死に取り組んでいましたが、出張時などでイナを一人にしておくのは不安に思い、ベビーシッターを雇います。

しかし、イナの病的な行動に嫌気がさしたベビーシッターは早々に辞めてしまいます。

そんなある日、イナは寂しくてクローゼットの前に立つと、そのクローゼットの戸が開き、たくさんの白い手がイナを包んで引きずりこんでしまいました。

イナがいなくなり、サンウオンは必死に捜索しますがなしのつぶて。

世間ではサンウオンが殺したんじゃないかという噂も出ていました。

その様子を見ていた軽い感じの霊媒師、ギョンフン(キム・ナムギル)という男が現れます。

ギョンフンは、サンォンに自分の母親は祈祷師で、憑依された霊によって自分の首を切って死んでしまったビデオを見せてくれました。

サンォンは、ギョンフンに対して最初うさん臭さを感じ断りますが、他に頼るものがいないため、頼むことにしました。

ギョンフンによると、あの世とこの世の空間で生きられるのは49日間。 

その間にイナをこの世に連れ戻さなくてはいけない!

ギョンフンは、家の中に監視カメラを設置し、じっとそのカメラを見つめています。

サンォンは、イナの部屋の電球が切れたため、部屋へ行きますが、クローゼットから恐ろしい顔をした子供たちの霊が襲老いかかってきました。

イヤホンからギョンフンの「目を開けてはいけない!閉じていれば子供たちはあなたが見えない」と指示され、危ないながらもなんとか部屋の外へ出ることに成功しました。

ギョンフンは、子供の霊の中でとても強い霊を持つミョンジンの存在を知ります。

サンウォンとギョンフンは、ミョンジンと対決し、イナをこの世に連れ戻すことができるのでしょうか?

映画「クローゼット」の感想

次に、映画クローゼットの感想を述べたいと思います。

まず、最近のホラー映画に出てくる子供の霊の顔は、たいてい映画「呪怨」に出ていた子供のように真っ白で目が黒いか燃えて無くなってしまったような顔が多いですね。

しかもただの子供の霊ではなく、最近の韓国映画でもよく取り上げられている虐待されたり放置された子供たちの霊ってところが今の韓国を現わしています。

母親が目の前で亡くなり、父親は仕事優先。

イナの心は孤独にさいなまれ殻に閉じこもっていきます。

軽っぽい霊媒師ギョンフンが、サンウォンにイナの好きなものは何かを聞きますが、何も答えられません。

父親のサンウオンが、ギョンフンと捜索を進めていくうちに多くの子供たちの失踪を知るわけですが、どの子も孤独で哀しい子供達ばかりだと知り、自分が仕事優先にしてきたことでいかにイナに寂しい想いをさせてきたかを思い知ります。

死の世界へ連れていかれた家族を救いに行くという設定は、映画「インシディアス」を思い出しました。

オカルト映画は、親が子供を救うみたいな設定が多いような気がしますが、その方がとても感動的だと思います。

韓国映画のクォリティは本当に高く、俳優の演技力もよし、次はどうなるかと画面に食い入ってしまうようなストーリー運び、効果的なBGM等素晴らしい。

それに加えて、ハ・ジョンウとキム・ナムギルという好みのキャスティングであれば、文句なしに観ちゃいますよね!

そんなに血が飛び散るとかグロイシーンが続くとかは無いので、ホラー映画苦手な方もご覧いただけると思います。

でも、この作品は、ホラー映画?オカルト映画?ミステリー映画?そして、そこにヒューマンドラマもありかな?

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映画「クローゼット」の口コミ

映画クローゼットの口コミのご紹介をしますね。

映画「クローゼット」の予告編

この予告編を観たら、きっと映画「クローゼット」を観たくなりますよ!

まとめ

いかがですか?

韓国映画界のトップ俳優ハ・ジョンウとキム・ナムギルのタッグがこのホラー映画で初めて実現しました。

死の世界へ連れていかれた娘を助けるために体を張る父親サンウォンと霊媒師が自分の天職と信じ、サンウォンのために霊と闘うギョンフンの命をかけた闘いは、手に汗握るシーンの連続です。

ラストシーンでは、この韓国の闇はまだまだ終わらないぞと教えてくれます。

観て損はしない映画なので、ぜひご覧ください。

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