営業における提案の重要性
**<今日のテーマ>
提案できる人材になるためには。 **
「今日はどうようにしますか?」
美容院に行った時に、必ず聞かれるワードです。
みなさんは
○売れている(顧客の付いている)美容師さん
と
○売れない(顧客の付かない)美容師さん
の違いはどこにあると思いますか?
売れる美容師さんは
お客様が来店された際にこんな風に話しかけます。
「いつもどんなファッションをされていますか?」とか
「どんなメイクにすることが多いですか?」
「髪質で悩んでいることはありますか?」
「お客様のお顔立ち的にこんな髪型が似合うと思いますよ」
「今のトレンドはこんな髪型が流行っていますよ♪」
など、
お客様の要望にただ答えるだけではなく
その要望にプラスaの提案をでき、来店時の期待を上回るような価値の提供が出来る人です。
※お店に入って来たお客様に対して
笑顔で目を見て挨拶ができることや
見た目に清潔感がある人だということが大前提。
美容業界では、
1,000円カットが普及し、
カット市場の価値が1,000円の時代に、
「この人にカットしてもらうなら、5,000〜10,000円払ってもいいな。」
と、お客様に思ってもらうためには、
お店に期待をもって来店された新規のお客様に、さらにその期待を超える提供をすることが重要です。
新しい自分の発見や上質な空間の提供など
感動体験を積んでおらうことで新規からリピーターにつながっていくのです。
飲食店でも
アルコールと食事をどのように提案するのか?
がとても重要です。
頼まれたオーダーに対してただ受けるだけではなく
「○○をご注文なので、次に飲むなら日本酒はいかがですか?今日季節限定の新しい日本酒が入荷したんです^^」
「柑橘系のサワーがお好きなら当店のおすすめの国産のライムを使ったライムサワーはいかがですか?」
など、
1回のコミュニケーションで1回は提案をしてみる!
と、私も意識をして接客をしています。
提案をせず、受け身の営業をしている限り、
お店の価値も人の価値も上がっていくことはありません。
お客様とのタッチの少ない業界の方も
もし他の人よりも
○おすすめ上手になりたい!
○売れる販売員になりたい!
○お店の売上を上げたい!
と考えている方はぜひお客様へなにか一つでも提案することを実践してみてください★
<まとめ>
お客様は、商品にお金を払うというよりも
その商品を通じたスタッフからの提案やお店での体験に対してお金を払っている。
顧客や上司にプラスαの提案出来る人が顧客の心を掴み、市場価値の高い人材になる。