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愛に定義はありません

「愛に定義はありません」
これは私が主催する一次創作イベントの、説明の書き出しです。
「愛は自由です」
これが説明の締めくくりです。

偽善者と思われたなら、仕方ないと思います。綺麗事を並べているつもりはありませんが、ここから何を感じ取るかは、受け取り手の感覚に委ねられると思うので。

自由。ならば浮気は肯定されるのか。
定義がない。ならば何処にでも、誰にでも、無限に向けてよいものなのか。

今の私には、誰か一人でも納得させられるだけの道理を説くことは出来ません。間違いもしてきたし、「こうかな」という程度の輪郭なので(ここで言う”間違い”=浮気ではないです。念のため)。

私の中にある愛の概念を、「愛とは何か」に対する答えとするならば、これは、あなたの答えにはなれません。あなたが出さないと、あなたの答えにはならないのです。

愛はカタチがなく、掴まえようとするならば、言葉でカタチを与えるのだろうと思います。言葉は、思い出の発露。何を経験し、感じとってきたかによって、愛を支える音色が調律されていくのではないかと。

楽しい、嬉しいだけではないでしょう。相手が人とも限らないでしょう。身近な存在、遠い憧れ、今はもう触れることを許さぬ面影。

愛に定義はありません。愛は自由です。あなたの想う姿が、そのまま、ありのままで指針になります。故に、白黒つける必要はなく、正解か不正解かの土台にはおらず、比較や優劣をつける必要性とは無縁であることにお気づきでしょうか。


この書き綴りから何かを察してほしい意図はありません。イベントに参加しろと強要するものでもないですね。ただ、私の想う愛は、冒頭に掲げているとおりで、みなさまが愛をのびのび表現できたならと、切に願うばかりです。

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