24/03/11 ただ、行けばいい
朝の悪い癖
私はよく、憂鬱な出来事があると先延ばしにしてしまう。私の先延ばし癖が最も発揮されやすい時間帯が、朝である。
朝は、早ければ早いほど、時間が無限にあるかのような錯覚に陥る。時計を見るとまだ7時。別にわざわざ今起きなくてもいいんじゃないか、と思えてくる。
そして、朝なら現実から逃げられるような、これまた錯覚に陥る。まだ、現実に向き合いたくない。特に前日に嫌なことがあったり、当日の予定に緊張するものが入っている日などは、この気持ちが顕著に表れる。もう少しだけ、あと少しだけ、このぬくぬくの布団に包まれていたい。そんな思いを抱くのである。
そうして「あと15分だけ」を繰り返すとどうなるか。お察しの通り、、、余裕をもって朝目覚めたはずなのに、もう出発時間ギリギリになっている。その事実にさえ向き合いたくない、試しに10分ぬくぬくを延長してみる。
・・・・・ええい!多分さすがにもうやばい、支度せねば!
そうして慌ただしく朝の支度を開始し、予定時間を5分ほど超過して出発し、小走りで駅に向かう。残念ながら、これがルーティーンになってしまっているのが現状である。
対策と現状
私は今年2月から、自分が朝目覚めたタイミングでSNSに起床報告をするという取り組みを行っている。これにより、正月などひどいときは午前3時に起きていたところを、午前中には起き上がれるようになっている。
しかし最近、目覚めるだけではなく、起き上がり、活動を開始しなければ意味ないのではないか、と次のハードルが見えてきている。
起き上がれない主な理由は、前述した通り、「現実と向き合いたくない」という気持ちがあることが大きい。例えば今日であれば、前日にインターン(バイト)をしており、作成した資料の質が基準値に達していないことを指摘され、へこんでいた。そこから、「いまだにこのような指摘をされているのが恥ずかしい」「能力がなく申し訳ない」というような大きな自己否定をしてしまう。
今日学んだこととこれから
そんなこんなで今日もギリギリに家を出発し、インターンの前に就職予定先の食事会に行った。そこで先輩社員に、不安な日を乗り越えるコツについて伺ってみた。先輩社員の2人のうち1人はひょうひょうとした女性、もう1人は気の強そうな女性であると感じ、メンタル面で参考にできる部分があるのではないか、と考えたのである。
すると、気の強そうな女性からは、「なにくそ」と心の中で返すから気にしない、という回答がきた。なるほど、強い人だ。一方ひょうひょうとした女性からは、「とりあえず会社に行く」ときた。おお、これならできそう。
私は、不安になるけど行ってみたら、意外と助けてくれる人がいたり、想像していたよりも怖い事態にはならなかったり、逆に想定していない事態が発生しても、動き出していれば軽々対応できたり、、という経験があることを思い出した。
どんな事態も、自分が動くスタンスになっていれば、だいたい対応できるのだと思う。
それを踏まえて明日からは、「早く起きる」から、「早く動き出す」を目標としよう。具体的には、朝起きて、ストレッチをする。玄関の新聞を取る。仏壇に手を合わせる。こうして、小さなステップから、社会に参加するようにしていけば、ハードルも低くなるのではないだろうか。
この経過も、またノートで報告しよう。