ジオシティーズが終わりますね
ジオシティーズが2019年3月末で終わることが決定したらしい。ログインも更新も途切れてしまったが、2002年12月24日から詩サイトを開始し、一度サイトの詩を全部消して、心機一転はじめ、そのことを悔い、詩を書くことに疲れ、詩を書き続けようとしてしまう自分に気づき、何度も何度も自分の書くものが詩足り得るかを迷い、いまでも迷い、もう詩じゃなくてもいいじゃないかとか思ったり、いやいやと思い、周囲の「これぞ」と思う見本に習えばいいのに素直にソレはできず、それでも「これぞ」に感動し、焦がれ、妬みこそしないが(ぇ)、私も頑張ろうと思い、私にはできないのではと凹み、でも逃れ難い呪いを抱え、詩の世界の端っこの井戸にいて、目だけ出して、ようやく上半身だけ出してこれたような気がしないでもない。そんないまのよくわからない状態の始まりの場所が終わってしまうんだなぁと思う。返詩を重ねるBBSを作り、やっていた懐かしさもある。いまはツイッターでできるはずなのにしなくなってしまった。そんなことを思うと、ど下手くそなりに情熱の鮮度や温度はあの頃のほうが大きかったのだろう。
平成が終わる。ジオシティーズも終わる。稀代の横綱が角界から去る。それでも私は詩を手放さない。詩でなかろうと手放さない。コンテンツがすべて失われる前にもう一度、データ移行すべきかを迷ってみようかと思う。時間も、余裕もないけれど、考えてみようと思う。
せめて、PCに保存するところまでは頑張ろう。私が始まった、黒くても大事で粗末で愛おしい宝物なのだから。
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