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知らないものは見えないし、聞こえない

自分が存在を認知していないものって、実際目にしていたとしても、全然見えていないんですよね。少し違うかもしれませんが、カラーバス効果と言うらしいです。自分で気づいた現象に名前がついているとなんか少しだけ嬉しくなりますね。

というのも、ぼくは5月に入ってから、デザイン系を勉強しよう、と思ってワイヤートレースをやってみたり、DailyUIでオリジナルをデザインしてみたりするようになりました。その際、余白を測ったり、フォントサイズと行間・文字間を測ったりするようになり、これまでは全く気にすることはなかったのに、余白やフォントサイズ、角丸の程度など、デザインの細部が気になるようになりました。

今までは、なんとなく知っていたものの、気にすることがなかったから見ていても「見えてなかった」のだなぁと思いました。

という話です。

これ、デザインだけではなくて、趣味の部分でもすごく感じることが多くて、

・デジタルイラスト書くようになった→影やハイライトの入れ方
・DTMするようになった→パートごとの音
・耳コピするようになった→コード進行やリズムのとり方
・・・・など

新しいことを始めるたびに、今まで見えていなかった世界に気づく気がします。その感覚はやっぱりいつも面白いので、新しいことをやってみることはやめられません。


これ、目の前にあるデザインなど実際に存在するものだけじゃなくて、メンタル的な部分にも通じているような気がします。ぼくは、メンタル的にやられてしまうことが多いのですが、基本的に自己肯定感が皆無で、自己否定がすごく強いです。これはもはや性格的なものだと思って割り切っていて、無理して変えることは諦めています。とはいえ、自分の悪いところばっかりを意識しているから、自分がダメダメな人間のような気がしてくるのかなと思いました。

いいところを意識してればまた変わるのかもしれません。できるかどうかはわからないですが。ね。

たにぐち

最後まで読んでいただきありがとうございます。