たっくん

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  • 令和にプレイしたレトロゲームシリーズ

    令和に初見でプレイしたレトロゲームの感想・評価をまとめていきます。 当時の時代背景を考慮に入れつつも、「今から遊んでも楽しめるか?」「今からわざわざ遊ぶだけの価値はあるか?」という現代的な価値観を大事にしています。 ちなみに個人的なレトロゲームの定義は「現行機種から2世代以上前」としているので、DSやWiiのソフトも取り扱います。

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FF10感想 ネタバレあり編

こちらの記事は、私のFF10の感想文から、ネタバレを含むシナリオ部分を隔離したものです。 先に本記事をご覧ください。 ーーーシナリオの問題点ーーー ※ネタバレを含みます ●最初のセントラルクエスチョンが何一つ解決せずに終わる・本作最大の問題点その② ①ティーダ ・ティーダの最初のセントラルクエスチョンは、「ザナルカンドへ帰る」ことである。  ユウナの旅について行くのは、自分をスピラへ連れてきたのがシンであり、シンを追えば帰る方法が分かるかもと考えたからだ。  その割に

    • 【ネタバレ無し感想】令和にプレイした『FF10』は、世間の評判が信じられないほどのクソゲーだった

      『令和にプレイしたレトロゲーム』シリーズでは、私が初見でプレイしたレトロゲームの感想・評価をまとめていきます。 当時の時代背景を考慮に入れつつも、「今から遊んでも楽しめるか?」「今からわざわざ遊ぶだけの価値はあるか?」という現代的な価値観を大事にしています。 他のゲームの感想も挙げていますので、良かったらご覧ください。 【はじめに】本稿は批判意見を多分に含んでいます。 本作が好きな方は閲覧に充分注意してください。 【プレイ時間】およそ50時間程度。 【プレイ前のイメー

      • 令和にプレイした『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』は、クセ強ながらも刺さる人にはたまらない良作だった

        『令和にプレイしたレトロゲーム』シリーズでは、私が初見でプレイしたレトロゲームの感想・評価をまとめていきます。 当時の時代背景を考慮に入れつつも、「今から遊んでも楽しめるか?」「今からわざわざ遊ぶだけの価値はあるか?」という現代的な価値観を大事にしています。 他のゲームの感想も挙げていますので、良かったらご覧ください。 【概要】3Dアクション黎明期の歴史的名作「時のオカリナ」の続編。 時オカの素材を流用し、急遽作られた。 自分は過去にVC等で、それまでのゼルダシリーズを全

        • 【ゲーム感想】令和にプレイした『ゼルダの伝説 時のオカリナ』は、世間の評価も納得の、色褪せない名作だった。

          【概要】 ゼルダシリーズ初の3Dアクションにして、『スーパーマリオ64』と並んで後の3Dゲームに多大な影響を与えた、3Dアクション黎明期の歴史的名作。 自分は過去にVC等で、本作以前のゼルダシリーズを全てプレイ済み。 【評価点】 ●64の性能をフル活用した、広大な3Dマップ ●豊富な収集要素 ・シリーズ恒例の『ハートのかけら』や『アイテム所持上限アップ』に加えて、『黄金のスタルチュラ』も加わり、やり込み要素が増えた。 ●次々に新しい仕掛けが登場し、飽きの来ないダンジ

        • FF10感想 ネタバレあり編

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        • 令和にプレイした『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』は、クセ強ながらも刺さる人にはたまらない良作だった

        • 【ゲーム感想】令和にプレイした『ゼルダの伝説 時のオカリナ』は、世間の評価も納得の、色褪せない名作だった。

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        • 令和にプレイしたレトロゲームシリーズ
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          【ゲーム感想】令和にプレイした『幻想水滸伝1』は、UI・ストーリー・仲間・バトルが問題だらけの凡作だった

          【はじめに】本稿は批判意見を多く含んでいるため、本作が好きな方は注意してください。 【プレイ時間】およそ20時間程度。 【評価点】●本拠地が発展していく様子は賑やかで楽しい ●ワールドマップが見やすい ・「水滸伝」を手に入れると、ワールドマップ上に各ロケーションが表示されるようになるため、移動しやすくて便利 ●戦争パートが楽しい ・各コマンドに108星のキャラが対応しており、『軍記物』『108星』といった本作の特徴がうまく活かされている。 ・ここだけなら簡易的な

          【ゲーム感想】令和にプレイした『幻想水滸伝1』は、UI・ストーリー・仲間・バトルが問題だらけの凡作だった

          【ゲーム感想】令和にプレイした初代「風のクロノア」は、ボリューム不足ながらも雰囲気抜群の良作だった

          【総プレイ時間】おそらく5時間程度 【評価点】・まるで絵本のような、温かみのある世界観とグラフィック ▶キャラクターは等身が低くデフォルメが効いている -主人公のクロノアがケモケモしくて良い。他のサブキャラクターのデザインもかわいらしい。 ▶キャラクターグラフィックのドット絵が「ヨッシーアイランド」に近く、カラフルで質がよく世界観にあっている ▶テキストも優しさに溢れていて、さらに架空言語のボイスが入ることでより深みが増している ▶ムービーも非常に出来が良く、現代でも通用

          【ゲーム感想】令和にプレイした初代「風のクロノア」は、ボリューム不足ながらも雰囲気抜群の良作だった

          【ゲーム感想】令和にプレイした初代『ワイルドアームズ』は、SFC時代に築かれた2DRPGの集大成と呼べる傑作だった

          【総プレイ時間】40時間ほど 【評価点】●使いやすいUI ・特にPS1のゲームでありながら、既にフリック入力を取り入れている点は非常に良い ●テンポの良さ ・PS1は光ディスクということもありロードの遅いゲームが多いが、本作はロードが早く、とてもテンポが良い ・建物の出入りがシームレスなのも素晴らしい ●パーティメンバーのキャラがしっかり立っている ・それぞれのメンバーにきちんと見せ場があり、パーティの団結力が感じられる ・特にロディが単なる無口主人公ではなく、

          【ゲーム感想】令和にプレイした初代『ワイルドアームズ』は、SFC時代に築かれた2DRPGの集大成と呼べる傑作だった